【黒バス】手のひらサイズの守り神【赤司征十郎】 (ページ20)

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／１８話「スイカで許そう」ページ20

Aside

あ「ケホッ……はぁ……生きてる」

赤「当たり前だ、バカ」

少し息を切らしながら、征はそう言った

バカって言う方が、バカなんだよ。知ってた？

ゆっくりと、降ろしてもらいさつきちゃんに駆け寄った

あ「さつきちゃん！ケガはない！？大丈夫！？」

桃「私は大丈……じゃなぁい！Aちゃんは、まず自分の心配しよう！？わわっ、痣が……！」

何故か怒られた

黄「氷持ってきたッス！」

紫「コレ、包帯ね～」

さつきちゃんは、治癒系の魔法が得意らしくて、テキパキと足に包帯を巻いてくれた

高「無茶すんなよ;」

あ「アハハ;」

赤「笑い事ではない」

ペシッと頭を叩かれる

あ「ごめんごめんwありがとうね、征」

赤「お前が無事ならそれでいい」

あ「っ/////」

顔を下に勢い良く向けて、見られないようにした

先生「ちょっと、評議委員会に報告してくる。カータルフィッシュは、ここにいないはずだからな」

クロフォンを耳に当てながら、先生は私達から離れた

桃「なんでいたんだろうね？」

あ「さぁ？あ、そうだ！ビーチバレーしたい！」

緑「アホか、お前は休むのだよ」

あ「む、アホだからやるんだよ」

高「ちょっwどんな言い争いだよw」

赤「Aは、俺と一緒に休憩だ」

ズルズルとパラソルまでひきずられる

あ「え～、私もや～り～た～い～」

赤「却下」

黄「あれじゃあ、どっちが主人か分からないッスw」

笠「だなw」

そんな会話が、向こうで繰り広げられているとは知らずに、征にブーブー文句を言っていた

あ「チェッ……」

赤「スイカ食べるか？」

あ「食べる！！！」

赤(フッwチョロイな……)

よし、このスイカで許してやるし……カータルフィッシュめ……！

シャリシャリと食べながらそんな事を思っていた

あ「てゆーか、征って泳げたんだね」

赤「バカにしてるのか？」

あ「そ、ソンナコトナイヨ！」

うわ、止めて！フォーク向けないで！凶器に見えるよ！

赤「ふ～ん……。明日からは森だったな」

あ「うん、森。今度は何するんだろう？」

赤「さぁな」

まぁ、取り敢えず頑張らなきゃいけないことは、確かだな;

あ「ん～、スイカおいしっ！カータルフィッシュも美味しいかな？」

赤「…根に持ってるだろ;」

忘れられないこともあるさっwwwww