【黒バス】手のひらサイズの守り神【赤司征十郎】

／１６話「私らしく、進めばいい」 ページ18

また、昨日の所で征のサイズを大きくするために、集中している




だけど、どんなに頑張っても音は余計に聞こえて集中出来ない




あ「っ……はぁっ……はぁっ……」




赤「大丈夫か？少し、休憩しよう」




あ「大丈夫……だから、休憩しなくても平気」




ニヘラと笑うと、目の前まで飛んできて片方の頬を思いっきり引っ張られた




あ「い゛っ！？いひゃ…っ！なにするの！」




赤「level１が、level５達と同じスピードで出来ると思うな」




あ「うぅ……;」




赤「……でも、昨日出来たんだ。落ち着いて、お前らしくやればいい……考え過ぎだ」




私らしく……




あ「や、やってみる！」




深く長く息を吐いて、もう一度集中する




…………っ、今だ！




魔祗を征のいるあたりに、一気に集めた




ポンッ




頭に何かが乗った感じがして、目を開けると、人間サイズになった征がいた




征は、しゃがんでポフポフと私の頭を撫でている




赤「よくできました」




あ「っ！うん！」




笑いあっていると、重大なことに気づいた




あ「っ/////」




赤「ん？どうかしたのか？」



元のサイズでも水着を着てたから、今のサイズでも水着姿なわけで……




ふ、腹筋が……！筋肉……！




あ「なっ、なんでもないよ！ほら、皆のとこ行こう/////」




赤い顔を隠すように、足早に皆の所へ向かった




先生「お？月下も出来たみたいだな」




高「おぉ！やったね！」




和成が、頭をワシャワシャと撫でてくる




あ「へへっ」




皆の守神を見ると……




あ「な、なんか皆、背が大きいんだね;」




黒子君が、１番小さいかもw




黒「Aさん、今、失礼なこと考えてませんでした？」




あ「イエ、ナニモ;」




サッと、征の後ろに隠れた。だって、笑顔が黒いんだもん;




先生「じゃあ、早いが昼食うか！午後は、遊んでもＯＫだ」




青「よっしゃぁっ！」




桃「Aちゃん、海行こうね！」




あ「うん！行こっ」




火「まずは、飯食おうぜ！腹減った……」




紫「ね〜、お腹すいた〜」




皆で席について、焼きそばを食べた




あ「ん？」




氷「どうかしたかい？」




あ「い、いえっ！なんでもないですよ」




今、海になんかいた……魚…かな？

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