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第14話 ページ15

話の内容は俺の想像を軽く超えてくるものだった。


『ってわけだ。だいぶ話したし、寝るか』


あっさりとした話の終わり方。
俺も善逸もハッとして雪柱様を見る。


善「ちょっ、ちょっと待ってよ!」


善逸は引き止めようとする。


『不死川の弟、羽織を返す』
玄「雪柱様っ!」


羽織を渡された俺も引き止めた。


『……なんだ、二人して』
善「…怖くないの…?その呼吸使ってて…」
玄「その呼吸を使い続けたら貴方は…!」
『だからなんだ』


だから、なんだ……??


『死ぬのはお前らじゃない、私だ。焦る必要はないだろ?』


なんとなく、わかったことがある。
この人は何かが決定的に欠けていることがある。
悲鳴嶼さんが雪柱様の話をしている時に感じた違和感。
その違和感はこれだったんだ。


善「ずっと思ってたんだ、あんたから音をあまり感じとれない理由…!それが今わかったよ…!」


自分のことさえ、興味無いんだ。


善「どんな事があったら、そんな風に全てに無関心になれるわけ?」
『どんな……………………………………さぁ』


自分のことさえ興味無いはずなのに、なんで


『じゃ』


なんでそんな悲しい顔するんですか……。


善「…なあ、このこと、どうする?」
玄「兄貴……風柱様に相談した方がいい、とは、思う…」
善「だよね…」
玄「もう寝ようぜ。寝不足で使い物にならないと、怖いだろうから…」
善「そ、そうだな」


もやもやを抱えたまま、俺たちは眠りについた。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

こんにちは、あるま。です。
お気に入り25人ビックリしてます!
ありがとうございます!
名前を変えてしまいましたが、
プリ小説で活動してた頃に読んでくださってる方もいらっしゃるみたいで嬉しいです…!
これからも頑張ります、よろしくお願い致します!

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あるま。(プロフ) - 実弥&左馬刻&勝己ラブさん» ありがとうございます!!なるべく毎日更新出来るよう頑張ります!! (2022年2月5日 3時) (レス) id: 030aba5c68 (このIDを非表示/違反報告)
実弥&左馬刻&勝己ラブ - 凄く面白いです^ ^相変わらず実弥カッコいい(^ ^)ほぼ毎日読んでるんですが、飽きません!こういう小説好きです。更新毎日楽しみにしていますヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪ (2022年2月4日 21時) (レス) @page20 id: 46d98ab23b (このIDを非表示/違反報告)
あるま。(プロフ) - *Flonaison*さん» コメントありがとうございます!!今後の展開で分かりますー!!! (2022年2月2日 22時) (レス) id: 030aba5c68 (このIDを非表示/違反報告)
*Flonaison* - あるま。さんこんにちは*Flonaison*です。昨日仕上げた内容ですがヒロインは鬼が潜伏してないか情報を探るのですが鬼は一体どこにいるのでしょうか😥 (2022年2月2日 16時) (レス) @page17 id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
あるま。(プロフ) - *Flonaison*さん» ひえ、ありがとうございます!!色々設定考えてるので、書き込めるよう頑張ります!! (2022年1月30日 21時) (レス) id: 030aba5c68 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あるま。 x他1人 | 作成日時:2022年1月28日 4時

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