私の居場所【D.Gray-man】3

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表Aside




『あ、あの、、、』



詳しく聞きたいと思うのと同じくらい
聞いてしまったらダメなような気もする



でもこのままもやもやしてるのも嫌だ



『記録的大敗って何ですか、、、？』




ティ「、、、、、」




おじさんのここまで動揺した表情を見るのは
初めてだった


今までどんなにAKUMAが多い戦場に遭遇しても
まったく取り乱すこともなくのほほんとしていたのに




ティ「2年前にあったAKUMAとの闘いだよ
Aちゃんはたしか、別任務に行っていたはずだけど、、、
仲の良かったAちゃん専属のファインダー3人がなくなったでしょう？」




私専属のファインダーって
私がかろうじて覚えているあの3人のこと？



私を囮にして
逃げようとしたあの3人、、、？




それならわかるよ



でも2年前、、、？





『確かに私専属のファインダーが3人死んだことは覚えてますけど、、、
それってついこの間の話ですよね、、、？』




なんで



おじさんと話がかみ合わないんだろう






嫌に心臓がドクドク煩い




確かに、野宿してる場所で
久しぶりにゆーくんを見たときに
妙に大人びてるなって思ったよ？



少し合わなかっただけで
身長もだいぶ伸びてるなって、、、



でも2年、、、私の感覚がずれてる？？



でもじゃぁ私
その2年間いったいどこで何を、、、





困惑している中
激しい地響きと突風が吹いて
反射で身を屈めた




何事かと衝撃が収まった後
戦場のほうを見ると
今までたくさん立っていた建物などが
きれいさっぱり無くなっていて
真っ平な景色が広がっている




『こ、、、れは、、、っ』




ノアの力なのだろうか、、、？



一瞬でこんな広範囲のものを無にできるような相手と
いったいどうやって戦えというのだろう





唖然としていたのもほんの一瞬で
すぐに私は駆け出していた




まっさらになった帝都の中で
かろうじて生きながらえているみんなが見えたからだ




みんながわからないのは
すごく、すごーーーく気になるけど



今は私にできることをしなきゃ、、、っ！




みんなのケガの治療





私に今できるのは
これしかない








.

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