検索窓
今日:36 hit、昨日:7 hit、合計:46,945 hit

____60 ページ15

表Aside





教団へ帰る汽車の中で



一緒に来ていた3人に
すごく心配された



相手のあまりの剣幕に
止めることができなかったのだと
申し訳なさそうに謝られる



私自信、かなりショックを受けていたんだけど
こうして3人が心配してくれるから
泣くこともなく、気持ちを落ち着けることができた




『心配かけちゃうから
リナリーには内緒にしてね』



私の言葉に3人は小さくうなずき
気分を紛らわせるためにと
ウィルやカトリーヌが入団した当初の失敗談などを話してくれたおかげで
教団に戻るころには笑うことができるようになった





神「任務で何かあったのか?」




何とも言えない返事をした後
1週間前の出来事を思い出して黙ってしまった私



ハッと意識を取り戻して周りを見ると
怪訝そうに顔を顰める神田と
心配そうに眉を下げるカールが居た



いつの間にかマリは居なくなっている




『この前の任務で
盛大に転んじゃって〜〜〜』



神「、、、、」




気にして損したというように
呆れた顔に変わった神田にほっとした



カールは
そんなことあったかな?というような
不思議な顔をしている



カールって真面目だからなのか
冗談が通じないというか、天然というか、、、




『いつまで教団にいるの?』



神「さぁな、、、師匠次第だろ」



『そっか』




リナリーが言ってたけど
神田たちは基本、おじさんと一緒に居るから
殆ど教団に居ないらしい



エクソシストで年が近いのは
神田とリナリーだけだから
もっと仲良くしたいんだけど、、、


任務だし、そんなことは言えない



言ったところで
神田には鼻で笑われそうだけど





『とりあえず、ごはんにしようか』



食堂にご飯を食べに来たはずなのに
ずっと話し込んでしまった



『ユーくんは何食べるの?』



厨房の方に歩きながら
何を食べようかなと悩む



神「、、、、、蕎麦」



ユーくん呼びがよほど気に入らないのだろう
眉間にしわを寄せつつもちゃんと答えてくれる




『へぇ〜、、、食べたことないや』




聞いたことはあるけど
見たことのない蕎麦という食べ物に
少しだけ興味がわいて


私はそ蕎麦を食べることに決め
生まれて初めて蕎麦を食べることとなった









.

____61→←____59



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
81人がお気に入り
設定タグ:D灰 , D.Gray-man , ゆーな
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆーな | 作成日時:2020年8月4日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。