217.ようこそ ページ12
アレンside
ア「心配しなくても
お酒飲むと泣いてしまう人もいるんですよ」
リ「あんまりこういうの
見慣れてないからびっくりした」
『うぅ、、、ヒック、、、、』
ア「落ち着いてくださいA」
普段見れないAを見れるのは
うれしいんだけど
シラフの時に見たい
『リナリィ〜〜〜〜
私戦いたくないの〜〜〜』
リ「、、、うん、そうだね」
『またしんじゃうぅぅ〜〜〜』
ア「また?!」
リ「あはは、、、酔って
何言ってるかわかってないのね」
またってどういうことだろう
酔っ払い相手だし
深く考えるだけ無駄なんだろうけど
『わたし、、戦えないのぉ、、、
必要ないの〜、、
なんであたしはここにいるのぉ〜、、、、』
リ「、、、、、」
ア「Aって
普段自分のこと必要ないとか
思ってるんでしょうか?」
リ「わからない、、、、
そんなことないのに、、、」
Aは言いながらだんだん眠くなってきているのか
ウトウトし始めていて
『ごめんねぇ、、、、かんだぁ、、、、』
『もぅ、、、裏切りたく、、ないんだょ、、、、』
『、、、、、、てぃき、、、、、、』
たくさん独り言を言いながら
やっと眠った
近くの椅子に寝かせて
3人でふぅっとため息を吐く
アルマ「やっと寝たな」
リ「まさかあんなに酔い癖か悪いなんて
思わなかった」
ア「しかも言ってること
ほとんどわかりませんでしたし」
酔った時は本音が出るとかいうけど
Aの言ったことが本音だとすれば
僕たちはどう解釈すればいいんだろう
リ「入団当初から
私、Aのことは良く見てたけど
あんな風に笑うのも、あんな風に泣くのも
初めて見た」
アルマ「俺も〜」
ア「何でもかんでも
ため込んでしまうんでしょうね」
スゥスゥと気持ちよさそうに寝てるA
僕たちと同じ普通のエクソシストのはずなのに
Aの放つ雰囲気は
違うのだと訴える
昔から一緒にいるリナリーやアルマ、神田でさえ
Aのことは良く知らないらしい
僕も何度か話をしたけど
Aは自分のことを話さないから
ア「いつか、、、お酒がなくても
素直になってくれますよね」
リ「そうね、、、、」
この中では一番強いAなのに
今は一番守ってあげないとって思ってしまう人だ
.
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作者名:ゆーな | 作成日時:2020年2月20日 15時