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54.追究 ページ9

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アレンくんたちが戻ってきて
一気に部屋の中が賑やかになった




ア「Aさん起きたんですね!!」




『ぇ、、、あ、、、うん、、、』




アレンくんは素直にうれしそうにしてるけど
後ろにいるチャオジーの視線が、、、、




神「お前、なんでいるんだ?」



ラ「ロードに拉致られてたみたいさ」




神田は箱舟の中で会っていなかったし
私が適合者だとは思ってないから不思議なんだろう



仕方ないけど非常に居心地悪いな、、、




なんとか起き上がって
今はソファーに腰かけているけど
寝てたほうが無駄に注目集めなくて
よかったのかもしれない




ア「あの、ずっと気になっていたんですけど」




アレンくんが意を決したかのように
私にグイっと顔を近づけた




ア「Aさんってティキ・ミックとは
どこで知り合ったんですか?

任務の時ですか?」





『あ〜、、、、

初めて会ったのはアレンくんとリナリーが
巻き戻しの街に行ってるときだよ


ラビたちと街で合流することになってたんだけど
早く街に着きすぎて野原で時間つぶしてたら絡んできた』




ラ「あん時か〜〜〜」




アレンくん、リナリー、ラビはピンときたみたいで
なるほど〜と納得した様子だった



結構最近の事だし、ロードに会った時だったから
みんな記憶には残っているだろう





ラ「ん?じゃぁ列車の中で
ポーカーしてた時まさか相手があいつだって
気づいてたんさ?」




『気づいてた、、、、

でも、私、まだその時
ティキがノアだってことは知らなかった

知ったのは咎落ちの時

ティキが私を殺しに来て知ったの』




リ「殺しにって、、、、」




ア「よく無事でしたね」




『私は殺してって言った
抵抗もしなかった

だけどティキは私を殺さなかった』



いくらノアだと言っても
ティキにはちゃんと人を愛する心があった



私を抱きしめてくれた



ぬくもりをくれた




神「お前は、長く教団にいて
それでも死にたいと思っていたのか」




物調ずらで別な方を向いていたのに
ちゃっかりちゃんと話聞いてたんだ、、、www




『教団にいたからこそ
みんなが死んでいくのを見送るのが辛かった

私が適合者なのに戦わないからだと
言われているような気がしてた

それでも私は戦いたくなかった


私、、、仕事熱心だって思われてたみたいだけど
本当はすごい面倒くさがりだからさ、、、


できることなら何も、、、したくなかった』








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D灰めっちゃ好き - 興味本意で最初見てたら…なんかいつのまにか読んでいってて…初めて読むのめんどくさいと思いませんでした。(めんどくさいと思うのが多々ある)最後とか泣きました…もっと続いて欲しかったと言うのもありますが、最後の終わり方がめっちゃ良かったので、ありです👍 (2022年10月10日 18時) (レス) @page33 id: c9bd899531 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - 推しが尊いさん» コメントありがとうございます!!長いのに一気読みうれしいです!!まだまだ続きありますので是非読んでほしいです! (2020年3月22日 20時) (レス) id: 2cd9b938bd (このIDを非表示/違反報告)
推しが尊い(プロフ) - とても最後の終わりが感動しました!読んでるあいだも、続きが気になって、最後まで一気に読みました笑 (2020年3月22日 20時) (レス) id: 933c70bdb0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - ゆきな☆さん» 更新している時から応援ありがとうございます!また更新しましたら読んでください^ ^ (2019年12月28日 21時) (レス) id: fe5651d81c (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - 凛さん» 続編ですね!!ありがとうございます!今後ともよろしくお願いします(^^) (2019年12月28日 21時) (レス) id: fe5651d81c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆーな | 作成日時:2019年12月9日 17時

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