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episode95 ページ8
どれくらい走っただろう
目的地まで後どのくらいだろう
「ﾊｯ…ﾊｯ…ここか……？」
息も絶え絶えな体を落ち着かせ
ボタンをおそうとした時、一枚の紙が落ちていた
「？これは………ｯﾂ！」
ｶﾞﾁｬｯ
《真実を知りたいなら、この場所へ》
"真実"それはきっと彼女の過去のこと
「クソｯ！！」
鍵のかかってないドア、真っ暗な部屋
恐らく、彼女はココへ向かったのだろう
「(怖いくせに、一人でなんでも背負い込みやがって)」
頼って欲しかった、なんて思いと
どうか無事でいて欲しいという思いが交差して
走る足を急がせた
〜茨side END〜
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作者名：M丸ちゃん | 作成日時：2023年7月8日 17時
