【あんスタ】白い光の中で IV《七種茨》 (ページ2)

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〜イルside〜

出会った時は、なんて生意気な子供なんだと思った。

ロ「ねぇイル、もう少し仕事の量を増やして欲しいの」

「ダメよ」

ロ「どうしてよ！」

「つい最近！体調崩したばかりでしょーが！」

認めてもらいたくて、必要以上に
無茶をする癖があって、おまけに負けず嫌い

〜♪

「(？こんな夜中にどうして音楽が……)」

ロ「〜♪〜♪」

だから、自分の体なんて気にもとめず
納得いくまで無理して

「どうして言わなかったの！」

ロ「………だって、、このままだと私、ホントに誰からも！」

「いくら頑張っても、体調を崩したら仕事に影響出るって事くらい分かるでしょ」

でも、過ごす日々が多くなるほど
見えないものが見えてきて────、

ﾊﾞｼｯ

ロ「ｯﾂ」

父「いつも言ってるだろう！結果が出なければ辞めさせると！」

母「どうしてこんなことも出来ないの？私達の娘なら、もっとやれるはずでしょ？」

ロ「……申し訳ございませんお母様、お父様」

「…………」

〜イルsideEND〜