【あんスタ】白い光の中で Ⅲ《七種茨》 (ページ5)

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『も……もしもし…』

何か言われるかもしれない
そう思っていた

「「Aちゃん/さん！！」」

『は、はい！！』

でもそんなこと
思うだけ無駄で、意味無くて

「もう！ぼくを心配させるなんて悪い日和！！大丈夫なんだね？！電話を何回もしたのに出ないからジュンくんがうるさくて困ってたんだからね！」

「はぁ！？ちょっ、おひいさん！変なこと言わないでくださいよぉ〜？」

『みんなｯ……』

いつだって暖かい言葉で
私を包んでくれるんだ

「……話してみませんか……彼らにも」

『……』

「大丈夫ですよAさん、あなたには『うん、わかってるよ』…！」

もう心は決まってた
こんなに思われていて隠し事なんて
そんな馬鹿なこと出来るわけない
それに──

『私には、茨くんがついてるもんね！(ﾆｺ)』

彼らはいつだって
私を強くしてくれるから