特別な私の皇帝2【野坂悠馬】

神と悪魔 ページ9

あのままハーフタイム。イナズマジャパンは点を一回しか入れられず前半が終わった。




このまま後半のミーティングをする。



「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお！」



…と思ったのにうっせーやつが。



『剛陣さんうるせー…』



後半出る気満々。さっきの見てなかったのかよ？ヒロトが出るだろ。



「まさか、自分が出るつもりじゃ…」



さすがにあれは引く。どんだけ出たいんだ。





そしてやっぱりヒロト。剛陣さんはめちゃめちゃショック受けてた。普通剛陣さんじゃないこと分かるから。





FWはヒロトと灰崎になった。なんか仲悪そーだな…。神と悪魔だし。





後半開始後、二人が争い始めた。



強いボールを送りあって進んでく。



途中で途切れたボールを稲森が受け取ってシュート。相手キーパーは油断したのか、点を許した。



イナズマジャパン2点目。



喜ぶ稲森だが、灰崎とヒロトはめっちゃ厳しい顔して睨んでる。



「点を決めたのになんなんですか、あの二人！」



坂野上がちょっと怒ってる。まぁ、しょうがねぇだろうな…。



杏奈とつくしは勝手な二人を見てあきれぎみ。相性悪い、って。でもあの二人をうまく使えば絶対点は取れる。



神と悪魔止められるやつがいねぇんだから。





韓国はありえねぇことをした。



自分たちのキャプテン、ソクをわざと攻撃して退場させたんだ。審判は普通に当たったと判断したが、どう考えてもわざと。



あいつら、なんでわざと戦力を落とすようなことを…。



わけわかんねぇことが続いて、混乱した。

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