忍たまの世界へ ページ2
『やべぇやべぇやべぇっ、落ちてるんだけど？？死ぬ？？私死ぬ？？
なにか悪いことした？？』
私はA。生まれて十数年。
何故か落下しています。私さっきまで部屋にいたよね？？神様なにか悪いことしましたか……
ああやべぇ。地面が見えてきた。もう駄目だな。全身強打で見事にお陀仏だわ。
『うっ、さようなら私の身体…！！』
そういいぎゅっと強く目を瞑ると、予想していた感覚と全く違う感覚が全身を包んだ。
え、ドサッじゃなくてふわっ…だったんだけど。もうとっくに雲の上？
「間に合った…！また会えましたね、天女様！」
『は？天女？？』
「おまえら！学園へ連れて行くぞ」
私が着地したのはふわふわした何かだった。んだこれ。
普通こんなん用意されずに死ぬだろ。ご都合展開ってか。まず落下ダメージなしとは…？
私が顔を上げてみると、なんだか見たことある服を身に纏っている人たちがいた。
やべぇ……この人たちって忍たまの？？深緑色の忍装束。ということは6年生。
なんか口々に言ってるけど、一つ言いたい。なんでみんなそんなに笑顔なの？それよりまた会えた、とは…
「私が担いでいく！いけいけどんど〜〜ん！！！」
「っあ、おい待て小平太！」
『あぎっ！？』
突然担がれたと思ったら猛ダッシュ。
この人は間違いない。七松小平太だ。うわあ、こんなに早かったんだ…体育委員会の子たち大変だな…
あ〜だめだ。早すぎて意識飛ばしそう。飛ばしたら元の世界に戻ってくれるとかないかな。
意識がふわふわしてくると、突然急ブレーキがかかってまたまたそれでもビビった。
「おい着いたぞ！起きろ！」
起きてるわ。そうツッコミそうになったが黙っておいた。
ふわふわしてたから目をつむってたせいだな。
「学園長のところへお前を連れて行く！」
私の死にそうな顔を見て察してくれたのか今度はゆっくり歩いてくれていた。
この人、人の気持ちも考えられたんか(くそ失礼)
学園長ってあの人だよね、うわうわうわ。なに？天女ってことはあれだよね。きらわれちゃうアレ。
最悪だ。私メンタル豆腐以上に柔らかいから一瞬でボロボロになる自信あるぞ。
色々考えている内にどうやらついたようだ。小平太が中へ入り込むと、学園長は嬉しそうにこう言った。
「天女さま！待っておったぞい！
早速じゃが、お主はこの学園にいてもらう！」
『……は？？』
なんだかとてつもなく面倒くさいことになりそうです。
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あまね(プロフ) - あっ、すき (10月22日 19時) (
レス) @page20 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - 前の天女がどんな奴か気になりました（お話にあまり登場してないからですね〜）更新ファイト (2023年2月10日 1時) (レス) @page3 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
星空(プロフ) - 加恋さん» コメントありがとうございます！マジでほんわかな天女ネタが少なかったので作っちゃいました笑 もしお気に召してもらったら嬉しいです〜！ (2022年12月2日 19時) (レス) @page18 id: 5e483aeaf9 (このIDを非表示/違反報告)
加恋 - 天女ものでこんな平和な話が読めるとは…！ (2022年12月1日 13時) (レス) @page18 id: ec7d7f69d7 (このIDを非表示/違反報告)
星空(プロフ) - あいさん» この作品では性悪な少女が落ちてこなかった世界で二人とも優しいので正直信頼度はクソ高ですね(？)お団子私も食べてみたいですね… (2022年8月20日 20時) (レス) @page16 id: 5e483aeaf9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星空 | 作成日時：2022年7月4日 14時
