130 薫の入隊 ページ39
南雲「…A、さっそく入ったんだけど、どう考えても俺怪しいよね?
中にはドス黒い微笑みをむけてきたやつもいたけど……(沖田とか沖田とか」
今は無事薫が入隊したというわけで、
さっそく抜け出して中庭に集まったわけなんだが…。
A「う〜ん、そうですね。そういえば薫って沖田さんに名前を
知られてたんでしたっけ?」
南雲「完全に忘れてたんだね……まあ、まだ何もしてないから
警戒する必要はないか……」
確かに、
まだ薫は何もしていない。
それに下手に芝居とったって沖田さんが相手では絶対にバレてしまう。
何より薫は雪村さんとそっくりな顔なんだからごまかしようがない。
――薫は一応新選組に入るため長かった髪をバッサリ切ったが、
雪村さんと同じこの顔は変えられないしな。
A「それにしても___妹を苦しませる為にわざわざ新撰組に
入るなんて薫って本当に肝が据わってますよね」
南雲「一応あんたが提案したことだから、責任くらい持ってよ」
はいはい、と適当に言ううと薫はため息をついて
庭から去っていく。
………さて、薫はここで何をしでかすんだろうか、
それが私に大きくかかわることになろうとは
この時は思ってもいなかった。
47人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
樹(プロフ) - ようこちゃんさん» ありがとうございます…//!頑張って更新していきます!! (2013年3月27日 22時) (レス) id: 2b17fc2cec (このIDを非表示/違反報告)
ようこちゃん(プロフ) - すごい楽しみですよ〜! (2013年3月27日 16時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
樹(プロフ) - ようこちゃんさん» ここまで読んでくださり本当にありがとうございます!四章では展開が早いと思いますが…主人公に色々なことがあります← (2013年3月27日 12時) (レス) id: 2b17fc2cec (このIDを非表示/違反報告)
ようこちゃん(プロフ) - ぱーと3が読み終えました。ぱーと4は明日読みます。主人公はどうなるのかな? (2013年3月26日 23時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
樹(プロフ) - 阿修羅さん» ぁ…何となくわかってしまったかも…… (2013年3月17日 21時) (レス) id: 2b17fc2cec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:樹 | 作成日時:2013年2月15日 19時