龍王戦2 ページ5
ゆきside
零さんが私のことを動かせると知ったのは夏に零さんが貧血になってしまった時のこと。
私が家にいると首元が光って体が勝手に動きだし、零さんの部屋まで来ていた。
ただ、零さんは余程のことがないと私を動かさなかった。
(もしかしたら大神先輩に押し倒されているこの状況がダメなのかもしれない。)
嫉妬しているのではと思った。
零さんが私のことを好きなのは気づいていた。
『大神先輩、早くどいてください！このままじゃ……』
言いかけたところで首元の模様が消えた。
零さんが突然やめるなんて何かあったのかもしれないなどと思っていると生徒会の人達が来た。
大神先輩は即座にどいてどこかへ行ってしまった。
北斗｢大丈夫か？｣
『大丈夫です、氷鷹先輩。』
北斗｢吃驚しただろう。保健室に行って休むといい。｣
『そうですね。』
と言って私は保健室に向かった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜保健室〜
『佐賀美先生…はいませんね。勝手に休ませてもらいます。』
保健室のベットに向かうと零さんがいた。
『朔間先輩…』
零｢おぉ、ゆきか。待っておったぞい。｣
『もう、勝手に動かそうとしないでください。』
零｢でも、我輩嫉妬したんじゃもん。｣
『毎日ベッドに押し倒しているのに何言ってるんですか。』
零｢他の男に押し倒されているのは見ていられないのじゃ。そういえば勝手に契約が切れたようでのう。｣
『やっぱり？急に首元の模様が消えたから。』
零｢まぁ、何がともあれもう一度契約を結ぶしかないじゃろ。｣
『ここで！？』
零｢そうじゃよ。また狙われても困るからのう。｣
『しょうがない…いいですよ。』
そう言った途端ベッドに押し倒されて素早くボタンを外された。
ｶﾞﾌﾞｯ
『ひぁっ………んん……ふぁ……あっ……』
ゾクゾクして、体が跳ねる。
零さんはいつも気持ちよくしてくる。
零｢くっくっく。昔より感度が良くなっておるぞい♪｣
『楽しそうですね…』
零｢我輩で気持ちよくなってくれるのは嬉しくてのう。｣
『血、飲む？』
零｢そうじゃな。｣
ｶﾞﾌﾞｯ
再度噛み付かれた。
『んん………ひぅっ………ふっ……』
声が漏れる。
零さんが口を離すと微かに自分の制服のシャツに血が付いてるのが見えた。
『血、付いちゃった。』
零｢これくらいなら大丈夫じゃろ。次の時間は行くのかえ？｣
『あっ、もう行かないと。さようなら朔間先輩。』
そう言って保健室を出た。
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菜梨沙(プロフ) - こちらこそありがうございました！ (2021年12月17日 22時) (
レス) id: 599078c8b4 (このIDを非表示/違反報告)
リザ - 確認しました！ありがとうございました！ (2021年12月17日 21時) (レス) id: 7d40fe1e08 (このIDを非表示/違反報告)
菜梨沙(プロフ) - 申請承諾させて頂きました。こちらこそよろしくお願い致します！ (2021年12月16日 7時) (レス) id: 599078c8b4 (このIDを非表示/違反報告)
リザ - たった今申請させていただきました！不束ですけど、よろしくお願いいたします！ (2021年12月14日 23時) (レス) id: e5970c383e (このIDを非表示/違反報告)
リザ - こちらこそよろしくお願いいたします！ (2021年12月14日 22時) (レス) id: eca4b22de3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこ | 作成日時：2021年12月5日 17時
