真夜中の執事。【あんスタ】

▼20話 ページ21

仁兎なずなside









A「ねぇ〜なずなさん。ここ分からない！」









なずな「あぁ、これはですね。こうして··············」









いつも通り、お嬢さまの分からない問題を簡単に解説する









A「うん。分かった！ありがとう！」ﾆｺｯ









おれたちはお嬢さまの笑顔を守るためにいる。そう、だからこんな感情を抱いては············









A「？どうした。何か悩み事？」









難しい顔でもしていたのか、心配してくれた









なずな「いいえ、何でもないです。それより············」









A「何ではぐらかすの」









いつもより低い声でそう言ったお嬢さまに少し怯んでしまう









なずな「はぐらかしてなど！」









こんな悩み、ばれたくなくて強い言い方になってしまった

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