柱最強の女_第9章

−４０５−バレンタイン(現代ver) ページ5

Aside


２月１４日＿バレンタイン

全国の女の子達は好きな人・恋人に渡す為

せっせと手作りチョコを作る

全国の男の子は好きな子・恋人から貰えるかと

ウキウキ、ドキドキするイベント

そしてそんな私も例外ではなくて＿




A「さて...どうしたものか...」



私は今目の前の材料達と睨めっこをしている

何を作ろうか迷いに迷っているのだ

材料はこの日の為に揃えておいた...が

いざ作ろうとした所でどうしたものかと頭を抱える



A「あぁぁ...いや、まぁ甘いものは平気って事は確認済みだから、なんでもいいんだろうけど.....無難なものしか思いつかない」



蜜璃はガトーショコラで、しのぶは生チョコ

なんで知ってるかって？LINEで聞いたからな←



A「.....あ、あれにしよう。結局無難だが、私自身作った事ないからな」



作るものを決め早速とりかかる



A「あ、ご飯のメニューどうしようか...」



ピコンっ



A「ん？誰から...って、タイミング良過ぎだろ」




表示に目を向けると一人で噂していた張本人で


炭治郎「今日のご飯、久しぶりにAさんのオムライスが食べたい」


と来ていた。あ、ご飯何がいいか聞いたんだった←



A「材料把握済みで言ったな...(笑)オムライス...少し豪華にしてみるか」



「了解」と一言送りチョコとご飯を同時並行で作る

今頃実家のパン屋さんの手伝いの休憩だろう

バレンタイン限定のパンを売ると意気込んでいた




A「よし、出来た。あとはラッピングして、隠しとこう」




スーパーのラッピング売り場で見つけた

市松模様の袋

ピンポイント過ぎて即決したのを覚えている

優しく袋に入れて冷蔵庫に入れる




−１時間後 −



ガチャ...「ただいまぁー」



A「おかえり炭治郎、お疲れ様」


炭治郎「ただいまAさん、いい匂いがする」


A「リクエスト通りオムライスだ。コート貰うよ」


炭治郎「ありがとう。お腹減ったよ」


A「ハハッ、まぁ座っといて」





はぁーいと間延びした返事をして座る炭治郎

用意していたオムライスを縦に切りフワトロにして

デミグラスソースをかける

これは蜜璃に教えてもらった作り方だ





A「どーぞ」


炭治郎「わぁ！！凄いぞ！これっ、作ったのか！？」


A「当たり前だろ？(笑)ほら、冷めるから」


炭治郎「いただきます！」





大きな声でそういうと

炭治郎はオムライスを口に入れた

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