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炭治郎side
無惨「炭治郎待て！待ってくれ頼む！私の意志を継いでくれお前が！お前にかできない、お前は神に選ばれし者だと言うのが分からないのか。お前ならなれる！完璧な...究極の生物に！」
禰豆子の手の横から複数の手が伸びる
善逸、義勇さん、伊之助、皆
「炭治郎戻って来い」「絶対負けるな」
「こっちだ炭治郎」
沢山の手が俺の体を掴んで引き上げていく
「帰ろう、家に帰ろう」
そして一番繋ぎ慣れた大好きな人の手
「炭治郎、帰って来い。なぁ愛しい人」
Aさんの優しい声と優しく細い手
無惨「炭治郎、炭治郎行くな！私を置いて行くなアアアア！」
そんな無惨の叫びを最後に暗闇から藤の花へ
大量の鮮やかな藤の花から空が見える
そして目を開けると皆が俺の周りに居た
(No side へ)
禰豆子「お兄ちゃん！」
炭治郎「...ごめん...怪我、大丈夫...か...」
皆「戻ったぁぁぁぁ！炭治郎だぁあ！！」
炭治郎が目を覚まし歓喜の声が響く
伊之助「お前にやられた傷なんか...たいしたこと...ねぇぜ...」
善逸「俺は...一生かけて...償ってもらうから...妻の分も...」
泣きながら縋り付く伊之助
泣きながら禰豆子を妻と呼ぶ善逸
はーと力が抜ける冨岡
そして禰豆子は炭治郎に優しく顔を寄せて笑い合う
隠「無常さんっ」
A「炭...治郎...炭治郎...」
炭治郎「Aさん...」
フラフラと炭治郎に歩み寄り傍に座り込む無常
炭治郎は支えられながら起き上がると
右手で無常の手を引き抱きしめる
炭治郎「良かった...生きてる...Aさんっ...」
A「あ...あ...生きてる...っ...炭治郎...おかえり...」
炭治郎「ただいま...」
微笑み合う二人
二人を囲みながら皆泣いて微笑み合う
そして建物に避難していた愈史郎も
足から力が抜け座り込む
愈史郎「ふん、お前は死なないと思ってた」
ゴソッと懐から簪を取り出す
その簪は珠世が付けていたものだった
愈史郎「珠世様、終わりましたよ...」
こうして長い長い夜が明け
鬼のいない世界が訪れたのだった＿
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メア様推しの人 - これって現在パロ？てないんですか？ (6月2日 16時) (
レス) @page45 id: b2dbf5b4a0 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - たまたま見つけたお話でこんなに泣くとは思いませんでした！素敵な作品でとっても感動しました。続編見てきます！ (5月23日 19時) (レス) @page45 id: 87b97eb6cb (このIDを非表示/違反報告)
らら - ほんっとに小説で泣けない私なのにぼろなきしちゃうくらい素晴らしい作品をありがとうです！！今から全力で現代読んできます！！ (2022年1月1日 16時) (レス) @page45 id: 593b9c77e0 (このIDを非表示/違反報告)
Yu-grena(プロフ) - ミラー☆さん» ミラー☆様！わぁぁぁ！ありがとうございます！手紙のところは私なりに力を入れた部分なので、そう言っていただけて本当嬉しいです！🙏✨こちらこそ、一章から九章まで読んでくださり、ありがとうございます！ (2021年9月28日 1時) (レス) id: 5ec0d29db1 (このIDを非表示/違反報告)
Yu-grena(プロフ) - 凛華さん» 凛華様！ほっ、本当ですか…！？めちゃくちゃ嬉しいです…😭そう言って頂き、本当にありがとうございます！ (2021年9月28日 1時) (レス) id: 5ec0d29db1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yu-grena | 作成日時：2021年2月13日 23時
