【黒バス】狐ノ婿入り【ヤンデレ】

8雨 ページ11

＊



『うわー綺麗』



「ああ」



私達は、庭園に来ていた
高校生にとっては渋めのテイストな感じがするが私は昔からこういうところが大好きだ


けど…なんか似ている。あの夢に


「？どうした、A？」


『んー嫌、なんか昨日の夢になんか似てる場所だなーと思っただけだ』


「そうなのか、Aコレを…」



古橋が私の髪に簪を付けた


「プレゼントだよ」


『うわぁ〜ありがとう古橋 綺麗な簪』


あれ？コレ夢で付けてていた簪…いや偶然だよね 偶然に決まってる


「A？」


ボーッとしていた私を心配そうな眼差しで見つめている古橋 私は、大丈夫と笑っていった


『そういえば 今日うちらのクラスの奴らが2人行方不明になったって言ったけど大丈夫かな〜』


古「……A」


『んー、何？ふる…ん！』



名前を呼ばれ振り返った瞬間キスをされた


『ぷはっ、古橋！？』


「俺といる時は他の人の話をするなよ」


少し拗ねたような感じでそう言ってきた その表情を見て笑ってしまった


「笑うなよ」


『ごめん、ごめん、ふふっ』


「たくっ」


私達は、そのまま庭園を巡り

そのまま、池のほとりのベンチに座った


『あー、楽しかった』


「そうだな」


私は、空を見上げると雨が降りそうな感じがしていた

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