キスで私は落ちる【山崎賢人】

19話 ページ19

エイトサイド

なんやかんやで朝から昼まで適当に過ごして夜になった。

夜になるとスミレさんと一緒に店に行く

店に入るとスミレさんにいつもの一言。

エイト「ようこそ、ナルキッソスへ」

ホスト「メリークリスマス」

俺の言葉の後にホストたちが挨拶をする

スミレさんを席に座らせると「少し待っててね」と言ってスタッフルームに向かう



ドアを開けて指パッチンをしながら和馬と話す

和馬「本当に来ましたね！100億の女！Aって子は分かんなかったですけど。」

エイト「Aも来てた…Aは並木以上の金持ちだからな…絶対捕まえる…もう少しホストで繋げとけ」

和馬「りょーかいです」


俺はそのままトイレに向かって髪を整えようとした。

トイレに入って思い出す夢…確か2個目のトイレから出て来たんだよな…あのサンタ。

そう思って2個目を確認すると扉が閉まって鍵がかかっている。

少しの間考えてノックしようとすると鍵が開く…

エイト「うわぁあ！！」

店長「うわぁああ！！」

出て来たのは店長でサンタの女じゃない、

エイト「なんだ店長か…1人？」

店長「1人に決まってんだろーが」

エイト「あ、そうだ…中央のテーブルのホストばらさせて、代わりに俺が入る」

店長「バカ言うなよ、スミレさんが待ってるだろ」

エイト「他のホストで繋げといて、じゃないと客を連れて店をやめる」

店長「すぐばらす」

そう言うと店長はトイレから出てった。

俺はあれはただの夢だと頭で考えながら髪の毛を整えてトイレを後にする

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