第50話 ページ50
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ハリー「なんだろう?羽の音みたい」
喜びも束の間、また新たな問題に直面した。
鍵に羽が生えていて、それが数えきれないほど空中に舞っている。
ハー「不思議。こんな鳥見たことない」
ハリー「鍵だ。鍵鳥なんだ。どれかがドアを開ける鍵だ。」
ロンが試しにアロホモラをかけてみるものの、術はかからなかった。
『この鍵鳥のどれかじゃないと開かないみたい』
ハー「どれが鍵なの?何千羽も飛んでるわね。」
ロン「古い、大きな鍵だよ。たぶん錆びてるんじゃない?」
ハリー「きっとあれだよ!羽が折れた奴!」
ハリーがひとつの鍵を指差した。
近くには箒も置かれていた。しかしハリーはその状況を少し不思議に思っていた。
ハー「どうしたの、ハリー?」
ロン「飛んで鍵を取れよ!スネイプにも出来たんだ、ハリーもできるさ」
『待って、賢者の石を隠してるのよ?こんなに簡単なはずないわ。』
Aはロンがハリーに渡そうとしていた箒を奪った。まさかそんなことするとは思わず、ロンはあっけなく取られてしまった。
ロン「えっと、じゃあ、君が?」
『そんなわけ無いわ。友達に少し手伝ってもらうの』
「ローブをめくってくれない?」Aはハーマイオニーに背中を向けて頼んだ。
ローブをめくると、セーターにはティンバーが引っ付いており、鍵鳥に向かって飛んだ。
ハリー「いつもそこに?」
『さあ。気まぐれだから、ティンバーは。』
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作者名:ランドセル | 作成日時:2021年12月2日 21時