脱力系少女は一君の双子の妹！？第二弾！【薄桜鬼】

第七十八話 ページ35

女「Aはん、久しぶりでありんすね。」



女「今度はどこをふらついて来たでありんすか？」



貴「ふらつくなんてひと聞きの悪いこと言わないでくださいよ。悪者を成敗していたんですよ。」



女「えー、嘘をおつきなんし〜。」



相変わらずここの人たちは、騒がしいな



これだから、ここは苦手なんだよ



思ってもないこと口にして、ダメだと思えばすぐに態度を変えて



薄っぺらいな・・・



平「・・・A、女だったよな？」



新「確かそうだった気がする。」



左「正真正銘女だよ。」



総「もてるね〜。」



・・・全部聞こえてるし



何なんだほんとに



貴「すみません、今日は少し疲れてるんです。よければそっとしておいて欲しいんですが・・・ダメですか？」



女「あら、そうならそうと言ってくれれば良かったのに〜。では、またいつか。」



貴「はい。ありがとう。あ、あとお酒追加でお願いします。」



遊女たちは一礼して、廊下の奥へと消えていった



土「・・・・お前、随分とここに入り浸ってんだな。」



貴「ち、違いますよ。仕事ですってば。上様が好きだったんですよ。」



平「そのわりには、えらい好かれようじゃねぇか。」



新「両手いっぱいに花抱えやがって。」



皆、ほろ酔いだから好き勝手言ってくる



これ、今日のうちに帰れるのかな？

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