第六話 ページ7
土「本題に入るぞ。まずは斎藤、自己紹介しろ。呼びづらくて仕方ねぇ。」
貴「あ、わかりました。えっと、斎藤Aです。はーちゃんとは双子です。外見は似てますが、さっき見た通り中身は真逆です。宜しくお願いします。」
我ながら訳の分からない自己紹介だが、名前さえわかればいいだろう。
土「Aか。お前は何しに京まで来たんだ？」
貴「はーちゃんを追いかけてです。あそこにいても楽しくないし。どうせなら殺し合いができる新選組に行こうと思い、最近京に来ました。」
ほとんど本当で、少し嘘。
そのことだけで京に来たわけじゃないし、最近来たわけでもない。
もっと前から京にいたし、仕事もちゃんとしてた。
そんなの、ここで言う必要もないし、言わなくてもいいだろう。
副長が少しだけ疑惑のある目で俺を見る。
そして、局長に耳打ちをすると部屋から出て行った。
俺のことについて話すんだろうな。
貴「あーあ。めんどくさいことになっちゃったな。帰りたい。」
左「帰るっつっても、池田屋は入れねぇだろ。」
貴「どっかの誰かさんたちが場所を選ばずに人を斬るから帰る場所が消えてしまったんです。」
左「それは、すまねぇな。」
赤髪の人が苦笑いする。
俺が、屋根から飛び降りた時に下にいた人だ。
足が痛くて動けない俺をここまで運んでくれたのもこの人だ。
そういや、まだお礼言ってなかったな。
貴「あの、先程は色々と無礼なことをしてしまい申し訳ありませんでした。それと、ありがとうございました。」
俺は、深々と頭を下げる。
面倒くさいが、これは礼儀だからな。
やっておかないと後々うるさいのがいるのだ。
チラッとはーちゃんの方を見る。
赤髪の男は、少しだけ驚いた表情をしたがすぐにその顔は穏やかになる。
左「あのくらいいいって。俺は原田左之助。まぁ、仲良くしようや。」
貴「斎藤Aです。よろしく。」
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百目鬼(プロフ) - 沓名さん» ありがとう！ (2014年7月22日 22時) (
レス) id: ba2c7dd8f3 (このIDを非表示/違反報告)
沓名(プロフ) - 分かりやすくまとめてくれてありがと! 更新がゆっくりでも待ってるから大丈夫だよ(^^)/ 頑張ってね♪ (2014年6月9日 0時) (レス) id: 8dd220fc52 (このIDを非表示/違反報告)
百目鬼(プロフ) - 月夜桜さん» ありがとう☆ 学校に包帯巻いてドヤ顔で登校してきた君に言われるとは光栄だよ☆ (2014年6月8日 21時) (レス) id: ba2c7dd8f3 (このIDを非表示/違反報告)
百目鬼(プロフ) - 玲音さん» wwwだしょ？ 頑張るっす(｀・ω・´) (2014年6月8日 21時) (レス) id: ba2c7dd8f3 (このIDを非表示/違反報告)
月夜桜(プロフ) - 人のこと言えない中ニっぷりだね！(^ω^) (2014年6月8日 20時) (レス) id: be8b5973b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雷々 | 作者ホームページ：http://nekomoti
作成日時：2014年4月23日 0時
