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第三十八話 ページ42

ストッ



月明かりを頼りに、何処かの家の屋根の上へ飛び降りる。



夜中だけあって道を歩くものは誰もいない。



昼間の京と、夜の京。



同じ町なはずなのに、やはりどこか違う。



貴「不気味、かな。」



慣れたつもりでいたのに、やはり暗闇は怖い。



早く仕事を済ませて、家に帰ろう。



無駄にでかい屋敷の屋根に穴を開け、まぁ、後で直せばいいから、大胆に穴を開け屋敷の中に入る。



意外と警備が甘く簡単に入れてしまった。



あとは、天井の壁をぶち破って侵入すればいいだけだ。



今回は随分と簡単な仕事だった。



急いで板を蹴り破り、やっと広い廊下へ抜け出せた。



中はやはり真っ暗だったが、下調べで来たときに部屋の位置は確認してあるからいいか。



五感をフルで働かせ、部屋の中へ入る。



しかし、上様も言う事を聞かない鬼を殺すなんてもったいないことをする。



鬼は貴重なのに・・・



そう思いながらも、片手に短剣を持ち、寝ているそいつに振りかざした―――。

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百目鬼(プロフ) - 沓名さん» ありがとう! (2014年7月22日 22時) (レス) id: ba2c7dd8f3 (このIDを非表示/違反報告)
沓名(プロフ) - 分かりやすくまとめてくれてありがと! 更新がゆっくりでも待ってるから大丈夫だよ(^^)/ 頑張ってね♪ (2014年6月9日 0時) (レス) id: 8dd220fc52 (このIDを非表示/違反報告)
百目鬼(プロフ) - 月夜桜さん» ありがとう☆ 学校に包帯巻いてドヤ顔で登校してきた君に言われるとは光栄だよ☆ (2014年6月8日 21時) (レス) id: ba2c7dd8f3 (このIDを非表示/違反報告)
百目鬼(プロフ) - 玲音さん» wwwだしょ? 頑張るっす(`・ω・´) (2014年6月8日 21時) (レス) id: ba2c7dd8f3 (このIDを非表示/違反報告)
月夜桜(プロフ) - 人のこと言えない中ニっぷりだね!(^ω^) (2014年6月8日 20時) (レス) id: be8b5973b3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雷々 | 作者ホームページ:http://nekomoti  
作成日時:2014年4月23日 0時

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