第三話 ページ4
ザシュッ
志「ぐあ！」
ドンッ
斬られた誰かが押入れの戸に寄りかかった。
貴「うわ！」
咄嗟に声が出てしまった。
慌てて口を抑えたが、時すでに遅し。
？「誰かいるのか？」
足音が、徐々に近づく。
スッ――
襖が開き、月明かりで辺りが照らされる。
？「あいつらの仲間か？」
逆光で顔が見えないが、浅葱色の羽織を見る限り、新選組の奴だろう。
貴「仲間だったらどうします？」
思ってもないことが口に出た。
こんな状態で喧嘩売ってどうするんだ。
俺は馬鹿か。
？「・・・歯向かうのであれば斬るのみだ。」
相手が刀を構える。
貴「じょ、冗談ですってば！仲間じゃないです！一般市民です！だから――」
ヒュッ
俺は、手元にあった短刀を投げつけた。
？「なっ！？」
話していた相手は、咄嗟に避けた。
ドッ
志「がっ・・・」
彼の後ろにいた志士の眉間に短刀が刺さる。
貴「ふぅ・・・危なかった。すみません、暗いところにいたので目が慣れていなくて、敵だと認識するのに時間がかかりました。・・・あ。」
避けた奴が、なんだこいつオーラを出している。
やってしまった。
目立たないと決めていたのに。
？「どうやら、ただの一般市民ではないようだな。屯所まで同行してもらうぞ。」
貴「・・・です。」
？「ん？」
貴「嫌です！ごめんなさい！さようなら！」
俺はそのまま外廊下までダッシュで行き、飛び降りる。
？「お、おい！」
新選組の奴が何か言っているが、そんなの聞かない。
屋根に飛び移り、そのまま下に飛ぼうとしたら、
貴「あ・・・。」
下に先客がいた。
一人は銃を持ち、もう一人は槍を構えている。
槍を構えている方の真上に浮いている状態になった。
？「んあ？」
貴「お、お邪魔しまァァァァす！」
あぁ、本当に今日はめんどくさい。
〜堕作者〜
なんか話の展開が早すぎますが、見逃してください。
睡魔に負けそうです。
明日、ちょこっと直すかもしんないです。
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百目鬼(プロフ) - 沓名さん» ありがとう！ (2014年7月22日 22時) (
レス) id: ba2c7dd8f3 (このIDを非表示/違反報告)
沓名(プロフ) - 分かりやすくまとめてくれてありがと! 更新がゆっくりでも待ってるから大丈夫だよ(^^)/ 頑張ってね♪ (2014年6月9日 0時) (レス) id: 8dd220fc52 (このIDを非表示/違反報告)
百目鬼(プロフ) - 月夜桜さん» ありがとう☆ 学校に包帯巻いてドヤ顔で登校してきた君に言われるとは光栄だよ☆ (2014年6月8日 21時) (レス) id: ba2c7dd8f3 (このIDを非表示/違反報告)
百目鬼(プロフ) - 玲音さん» wwwだしょ？ 頑張るっす(｀・ω・´) (2014年6月8日 21時) (レス) id: ba2c7dd8f3 (このIDを非表示/違反報告)
月夜桜(プロフ) - 人のこと言えない中ニっぷりだね！(^ω^) (2014年6月8日 20時) (レス) id: be8b5973b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雷々 | 作者ホームページ：http://nekomoti
作成日時：2014年4月23日 0時
