3つめの命令 ページ26
ーーおそ松sideーーー
『_______おそ松兄さん、大好き。』
どこからかそんな声が聞こえてきて、
俺は目を覚ました。
起きた俺は、汗だくだった。
汗でパーカーと体がくっついて気持ち悪い。
カラ「おお、おそ松、起きたか。」
目の前には、一松とカラ松の姿があった。
十四松とチョロ松がいない。
おそ「……十四松とチョロ松は…?」
一「十四松は気分転換にその辺ブラブラしてる。
チョロ松兄さんは……、………。」
おそ「?」
一「…首を吊って…死んじゃった…っ
僕達のために…」
おそ「………嘘…だろ…。」
目の前で泣く一松を見れば、これは事実であることが分かる。
信じたくない。
こんなの、信じたくないだろ?
その時、一枚の紙が上から降ってきた。
カラ松はそれを手にとると、真っ青な顔をした。
なんだろうと思い、その紙を後ろから覗く。
そこには、信じられない一文が。
『このゲームの実行者は、
この4人のなかにいる。』
と。
おそ「…おい…なんだよこれ…。」
カラ松からあの紙を奪い取って何度も読み返す。
この生き残っている4人のなかに実行者が…?
このゲームは実行者だけが生き残る設定になっているのか…?
さっきからなんなんだよ…っ
チョロ松が首を吊ったとか、実行者はこのなかにいるとかさ…。
全部、嘘だったらいいのに。
このゲーム自体も、全部。
ただの大がかりなドッキリみたいに。
で、ドッキリ大成功!って終わればいいのに。
紙を破って捨てようとしたとき、紙のはじに書かれた小さな文字に気づく。
おそ「命令3だ…。」
そう俺が呟くと、他の兄弟(十四松除く)が駆け寄ってきた。
皆で読もうと声をかけ、一斉に命令を読む。
「「「今から現れるドアに入り、中にいる
虎から逃げながら次のドアを目指せ。」」」
俺達は唾を飲んだ。
十四「ただいまー…って兄さん達どうしたの?」
十四松の声がして、フッと我に返った。
NEXTーーーーー→
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
大変お待たせしました!
さて今回、実行者が兄弟のなかにいると
わかりましたね!(多分)
その答えはずいぶん先にわかるので、
誰が実行者かぜひ予想してみてください!
次の命令でも誰かしら死にます!((キリッ
シリアス(?)入ります!
ではまた次回!
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P子先生(プロフ) - ルイカさん» ありがとうございます!頑張ります! (2017年2月24日 22時) (レス) id: be24eeb8e5 (このIDを非表示/違反報告)
ルイカ - とても、面白いです!頑張って下さいね! (2017年2月24日 19時) (レス) id: eca7e0a3d6 (このIDを非表示/違反報告)
P子先生(プロフ) - 全松girlさん» 予想ありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2017年2月19日 23時) (レス) id: be24eeb8e5 (このIDを非表示/違反報告)
全松girl(プロフ) - 涙腺崩壊しました。実行者は、神松か悪松だと思います。 (2017年2月19日 11時) (レス) id: 423ee50578 (このIDを非表示/違反報告)
P子先生 - 神すぎる程の破壊神。さん» ですよねぇぇぇぇぇ!!w私も迷いましたぁぁ!続編もよろしくお願いします! (2017年1月15日 15時) (レス) id: 4869e6b1f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:P子先生 | 作成日時:2016年12月14日 18時