天才転校生たちは知っている高校生編 part2 (ページ16)

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第3ステージ　サバイバルゲーム　認証ページ16

アーヤside

「第3ステージはサバイバルゲームです。とうとう敵に見つかってしまいました！応戦して倒しましょう！敵は全員丸いバッチを付けています。それをレーザー銃で打つとその敵を倒した事になります。しかし敵もレーザー銃を装備しています。それに当たってしまうと持っているレーザー銃が使えなくなるので注意してください。最初に1人1つ、レーザー銃を配給します。中にも何個かレーザー銃があるようですので探してください。敵を全員倒せばクリアです。制限時間は60分です。」

よし、これがいよいよ最終ステージ！

絶対クリアしてみせる！

私が意気込んでいると部屋の端にあった引き出しが開いた。

「ベストが入ってる。これを着ろって事かな？」

うーん、わからないけどここにあるって事はそうなんじゃない？

「おい、説明があるぞ。」

「このベストを全員着用してください。レーザー銃に当たると持っている銃が使えなくなります。」

あ、これにレーザー銃が当たるとダメなんだ。

じゃあズボンとかに当たってもいいってこと？

「アーヤ、ほら。」

黒木君が投げたベストを慌ててキャッチして羽織ってみる。

私にはちょっと大きかった。

2段目の引き出しにはおもちゃの銃が入っていた。

引き金を引くとライトが光って光線みたいになる。

レーザー銃っていうのはこれみたい。

「これにも説明があるね。ベストの右ポケットのタグに光線を当ててください。」

言われるままに打ってみるとレーザー銃に認証というテロップが表示された。

すごい！ハイテク！

「認証と出てきたら準備OKです。もし敵に打たれてしまうとお持ちの銃は機能しなくなります。その状態で新しいレーザー銃をタグに打つとそれが自分のレーザー銃として使えるようになります。」

考えられてるなぁ。

「よし、これは個人行動だ。全て諸君の判断に委ねる！しかし、絶対に無理はしないこと！安全第一で行くように！絶対クリアするぞ！」

はい！