恋心に蓋を

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no side


　
　 「「「「「は？」」」」」




全員の声が揃った気がしたし、誰か飲んでいたお茶で噎せた人がいた。




竹中「龍造寺、お前の言ってる事本当か？」




龍造寺「勿論、間違えるわけなかばい」




榊原「マジかよ、、、じゃあこれって」




真田「1人二千円が20人ってことは…」




日下部「約４万円…」





　信じられないという顔で、和菓子と勝田の顔を交互に見る





豊臣「あ、あのちょっと良い？」




　ビクビクと小さく挙手をする豊臣




伊達「なんだ秀吉」





豊臣「この茶、通園の宇治玉露や」





前田「玉露…？」




　前田は玉露を知らなかったようでハテナをら浮かべる




武田「日本茶の一種、生産量が少ない為、高級茶だ」





前田「高級茶か…」





日下部「Aさん、Aさんこのお茶と和菓子って、氷月堂と通園のものなのですか？」





『ええ、よくご存じでしたね』





何て事ないように答える勝田だが、一気に皆の食べる速度が遅くなる





龍造寺「やっぱり、おいん目に狂いはなかった」





豊臣「通園の宇治玉露が飲めるとは…感激やわ」





　拝むように玉露を呑む豊臣





『皆様お口に合いませんでしたか？』





上杉「いや、そんな事ないよ。とても美味しよ。どうしてだい？」




『皆様の(食べる)ペースが遅くなった気がしたので…』





加藤「味わって食べようと思っただけくさ。そぎゃん悲しそうな顔をするな」




明智「そうですよ、とっても美味しいですし、僕は滅多に食べる機会がないのでゆっくり味わって食べてただけですよ」




豊臣「そうや、Aちゃんありがとうな、めっちゃ美味しいで」

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