kis×AME=love☆

＿＿＿�� ページ15

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「パパ、はやくー！」








はしゃぐ太陽を追いかけて園内へと入る

あいつ、昨日はテンション上がって

かなり遅くまで寝れなかったはずなのに

なんであんなに元気なんだよww








『太陽くん！走ったら危ないから、ほら？』








振り返った太陽が

手を差し出すAさんを見て

嬉しそうに戻ってきた








「Aちゃん、おれねぇライオンみたい！」





「はっ？動物園って言ったらゾウだろ？」





『えぇー、やっぱり猿山は外せませんよ！』








わちゃわちゃしながら、1つづつ見ていく

なんかこうゆうの、イイね///

『親子』ってこうゆうことだよな？


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太陽は…たぶん俺のコト気づいてる

でも、何も聞いてこない

周りの子に母親がいても関係ないって顔して

俺だけを見てくれる

だから俺が太陽を守るんだ

あいつのキラキラした笑顔を

ずっと側で見守っていくんだ


・
・








「ねぇ、おなかへったぁー！おべんとう、たべたいぃ！！」





「よしっ！じゃあ、あっちの芝生のトコで食おうか！」








芝生に大きめのシートを広げて

俺が作ったお弁当を出す

その間にAさんが

水筒でお茶の準備をしてくれる








「うわぁ〜！パパのおべんとうスッゴイ！」





『うん、本当にすごいね！美味しそうだし、彩りがすごく綺麗ですね？』








サラッとそんなことないよって言ったけど

実は前日から仕込みしたりして頑張ったww

Aさんへの料理男子アピール！





太陽もAさんも美味しいって食べてくれて

2人の笑顔、いっぱい見れたから

がんばってよかったなって思ったし///








「ねぇ、つぎにくるときはAちゃんがつくってよ！」





『うん、パパみたいに美味しく作れるかわからないけど、頑張るね！』








Aさんの言葉に胸が高鳴る

誘っといて何だけど

本当は仕事に差し支えるから

無理して来てくれたのかなとか

ネガティブなこと考えてたから








「えっ……ねぇ、また誘っていいの？」








横尾さんがよければ///って

少し照れたように返事されたらさ

俺も顔が熱くなっちゃうよね///








「フゥーーーーー…」








2人にバレないように

大きく息を吐いて

俺はある決意をしたんだ！

＿＿＿�あ�←＿＿＿��

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