kis×AME=love☆

てるてる坊主�� ページ13

☆☆☆★☆☆☆



仕事から帰ると廊下を走る足音








「パパ、おかえりなさーい！」





「ただいま、太陽。いい子にしてたか？」








体ごとぶつかってきた息子を

ギュって抱きしめてから

一緒にリビングへ向かうと

既に出来てる夕飯のいい香り








『おかえりなさい、横尾さん』





「もどりました。太陽、イタズラとかしてませんでしたか？」





「ぼく、そんなことしないもん！ねぇAちゃん？ぼく、いいコだったでしょ？」








プンプン怒る太陽が

今度はAさんの側に駆け寄って

ねーって同意を求めてる








『うん、いい子だった！お昼のサラダに入ってた、キュウリを残したこと以外はねww』





「あーもー！Aちゃん、パパにいわないでって いったのにぃ…だってパパもキュウリきらいじゃん！」








うーん、たしかに俺も嫌いなんだよねww

まぁ太陽の前では食べるようにしてたけど

丸呑みしてんのバレてたんだなww








『横尾さんが好き嫌いしたら、太陽くんもしちゃいますから、ちゃんと食べてくださいね？ってことで、夕飯のサラダにも入れておきましたから、キュウリww』








えー…ってブーイングな太陽は

テレビの前のソファへと座って

ちょうど始まったアニメを見始めた

俺は、キッチンへとAさんを追いかける








「夕飯、何？」





『今日はシチューにしました。多めに作ったので、余ったら冷凍しておいてください。あとサラダにキュウリいますから、ちゃんと食べてくださいねww』









俺が渋々、わかったって言うと

嬉しそうに微笑んで

部屋の端に置かれた鞄を手に取って

玄関へと向かった








『じゃあ、私はこれで。次回は…』





「ねぇ、ご飯食べていけばいいのに？」








帰ろうとする君を引きとめる

俺がもう少し一緒にいたいから///

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