【東卍】ちふゆくんとらぶち

家デートですよ ページ11

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｢あのさ______松野君はタケミチ君と仲良いの？｣


赤い顔を隠すように話題を変えた。
この気まずい雰囲気をどうにかしなきゃ



千冬｢おう。ちょっとお互いの利益が一致してな。そっから仲良い｣


場地さんの事を助けたいオレ
東卍のトップになりたいタケミっち
そこから仲良くなったな。現在進行形でまだどうにもなってねーけど。



｢そうなんだ｣


千冬｢Aさんはタケミっちと仲良いの?｣


｢んー普通かな。ヒナと仲良くて、その彼氏だから何度か会ったり遊んだりしたぐらいかな｣


千冬｢そうなんだ_______(聞いてみるか…東卍の事…)｣



もしも、Aさんが東卍を知っていたら隠し事はしてないし何故かホッとする。

けどもし知らなかったら…？暴走族怖い。とか無理。とか言われたら________って

言われたってどうって事ないだろ。他人同士に戻るだけだ。



チラッとAさんの方を見ると膝の上で寝ているペケJを微笑みながら撫でていた。

(オレだけに向けられればいいのに。とか思ってしまってる。)














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｢もう18時か…そろそろ帰ろうかな。｣


Aさんとあの後、好きなテレビの話
矢沢あいの漫画の話、航空雑誌を見ながらの雑談

オレの好きなものをウンウンと嬉しそうに聞いてくれて、私も好き!!なんて意気投合したりして

楽しい時間を過ごした。





千冬｢送るよ｣


｢帰りくらい1人で帰れるよ｣


千冬｢いや、この辺は物騒だし送らせて｣


｢………じゃあ甘えちゃおうかな。｣


千冬｢おうっ｣





Aさんを1人で帰らせて何かあったりしたら。って想像だけで不安になる。

隣を歩く明るい彼女

コロコロ表情を変える彼女

リアクションが意外に大きい彼女


色んな君がみれて今日はとっても楽しかった。









(君も同じ気持ちなら。と願うばかり)









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