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夏目くんとお泊まりしたい ページ28








私の家にあなたがいる。

それだけでなんだか緊張しちゃって、足がゆらゆらさまよった。


ザーザーと降りしきる雨は、そんな私を嘲笑うかのように止む気配はない。



「 夏目くん、お風呂湧いたから入っちゃって...? 」


「 うン、ありがとウ 」




割とサイズがあっていた弟の服を渡して彼を見送る。

ちなみに弟も突然の大雨で帰れないらしく友達の家に泊めてもらうらしい。

母も父も今日は仕事で忙しく帰れないらしい。



まぁ...つまりは...




「 二人っきり...なんだよね...? 」



好きな人...恋人と二人っきり、だなんて

誰だって緊張して胸が騒いでしまうだろう。



それを抑えるかのように夕飯の支度を進める。


__雑じゃダメ...いつもより丁寧にやらないと




夏目くんに食べてもらうんだもん、いつも以上に丁寧に細かく愛情を込めて...

ぐつって真っ白なシチューが音を立てる。


それと同時に足音が聞こえて、私の横に彼が現れる。



おふろあがりのあなたはふわりとシャンプーの香りを漂わせて、ワインレッドも雫をぽたりと首周りのタオルを濡らしている。



いつもより色気が増していて、近くにいるだけで胸が騒がしい。



「 さすがだネ、なかなか綺麗な出来栄えダ 」




もしかして、って言葉を紡いだあなたは。



「 ボクのためにちょっと頑張ってくれタ? 」




__あはは、バレちゃった。






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2→←夏目くんに床ドンされたい



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どじょおじ - やばい好きすぎる (9月12日 0時) (レス) id: 1c503dc90d (このIDを非表示/違反報告)
ルナルナ - 好きすぎるぅ……これは尊死確定ですね()(遺言 (2021年10月27日 17時) (レス) @page3 id: 1dfb6e0e68 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - ん''ッ................. (2020年5月3日 22時) (レス) id: de93f0d8c4 (このIDを非表示/違反報告)
音琥(プロフ) - アッ・・・(尊死←) (2019年9月22日 20時) (レス) id: 678f16f62e (このIDを非表示/違反報告)
くぅ - ふぅ…… (2019年7月29日 14時) (レス) id: 1acad08086 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏目さくら x他1人 | 作成日時:2016年12月4日 0時

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