【黒子テツヤ】余命＿年の真っ白少女と透明少年〜出逢い〜【心拍数＃0822】

＊。心拍数＃�鶚 ＊。 ページ6

*


虹村side



［ええ！ありがとう、修君。だいすきっ！！］


「あぁ。じゃあ明日な」



Aのすっごく嬉しそうな声、久しぶりだ。



「センパイっ、さっきはすんませんした！」


「別に。むしろよかったかもしんね」


「へ？」


「で、何があったんだよ黄瀬」


「みんなしてオレをからかうんスよ！」



半泣き状態の黄瀬に追い討ちをかけて



「あ？んなもんいつもだろ」


「今更ですよ」



と、二人まで。



「青峰っち、黒こっちまで〜」



ダメだ犬にしか見え無い



「だって、なぁ？」


「ですよね」


「うぅ〜」


「黄瀬、騒がしいぞ」


「黄瀬ちんうるさい〜」


「全く…からかわれたくらいで うるさいヤツめ」


「赤司っち、紫っち、緑間っちまで…」


「ところで桃井は？」


「鍵返しに行ってると思うよ〜」


「そのうち来るだろう」



＊

＊

＊



「みんなお待たせっ！」


「おせーよ」


「しょーがないでしょ！」


「よーし、全員揃ったな」


「？、何か話でも？」


「あぁ。単刀直入に言う。明日空いてるか？

会わせたいやつがいる」



そう言うと全員“空いてる”と答えた。



「ありがとう。じゃあ明日の10時、
桜ヶ丘病院の中庭入口で待ち合わせな」


まさかオレがこいつらに礼を言うなんてな 。

7人は驚いた表情だ。

無理もない。オレが礼を言うなんて珍しいから。


まぁAの喜ぶ顔が見れるならいくらでも言えっけど


この後見舞いに行って報告しねーとな


なんて思いながら病院へ足を進めた。



*

＊。心拍数＃�鶤 ＊。→←＊。心拍数＃�鵺 ＊。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す