検索窓
今日:11 hit、昨日:1 hit、合計:10,945 hit

*。心拍数#鵺 *。 ページ5

*



貴女side



今は5月。

本当なら進級して、楽しく学校生活を送っている。
はずなのに、私は病室のベッドの上。


今年で中二か…



「お前もさ、帝光中来いよ」



いとこの修君に勧められて入ったのは良いけど、
去年は体調が優れ無かった為入学式は愚か、
一度も学校に行って無い。


つまらないな


と思い、ふと時計を見る。

午後3時。


私は電話をあるひと にかけた。



[もしもし?]


『今日は、修君。今時間大丈夫かしら?』


[あぁ、部活終わったから。
珍しいなAから電話よこすなんて]


『ごめんなさい、迷惑だったかしら?』


[んなワケねーだろ]


『優しいわね、やっぱり]


[まじか。オレ部活で怖がられてんだけど]


笑い混じりに言う修君に釣られて、私も



『そうなの?』



と笑いながら返す。



[まぁ後輩が生意((「センパーイ!皆ヒドイんスけどっ」
…チッ]


『修君?』


[ちょっとたんまな]


[おいっ、電話中にうっせーよ!!]



電話の話口を抑えて叫んでいる。



[わりぃ]


『ふふっ、大丈夫。部活の後輩?』


[あぁ。お前と同い年]


『そう…会ってみたいな…』



なんて口走った。



[じゃあ連れてくか?]


『……え?良い、の?』


[あいつらなら大丈夫だろ。明日でいいか?]


『ええ!ありがとう、修君。だいすきっ!!』


[あぁ。じゃあ明日な]


ツ-ツ-…


あぁ、明日が楽しみだわ

……でも、





『私は皆に…受け入れて貰えるのかしら……?』



不安が過ぎった。


*

*。心拍数#鶚 *。→←*。設定 *。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (41 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
37人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

柑子露草(プロフ) - 凉葉さん» お久しです(ノシ 'ω')ノシ 絶対に可愛いですよ!もうほんとに!! されたい((蹴← ありがとうございますっ!! (2014年8月2日 8時) (レス) id: 830b7798e6 (このIDを非表示/違反報告)
柑子露草(プロフ) - 凉葉さん» ばんわですっ(ノシ 'ω')ノシ バンバン ありがとうございますぅぅぅぅ(( (2014年6月9日 22時) (レス) id: 830b7798e6 (このIDを非表示/違反報告)
柑子露草(プロフ) - 焔さん» (* 'ω')ノwww (2014年5月11日 18時) (レス) id: 830b7798e6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 柑子露草さん» ノシ (2014年5月11日 18時) (レス) id: 046ff7d08a (このIDを非表示/違反報告)
柑子露草(プロフ) - 焔さん» ('ω')ウィッス← 頑張ります(ノシ 'ω')ノシ (2014年5月11日 18時) (レス) id: 830b7798e6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:柑子露草 | 作成日時:2014年4月8日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。