【黒バス×デュラララ】池袋“最キョウ”の透明少女〜帝光編〜

御伽噺�鶚�鶸�鵺 ページ35

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電車を降りて駅を出ると、灯奈が口をひらいた。



灯「ねぇAちゃん。昨日の10分のお話、してくれる？」



『良いよ』



＊* ＊* ＊*



『じゃあ…スタート』



言い終わると同時に僕はバスケ部の脇を通り抜ける。
テツヤが使えるミスディレクションで。

それに真っ先に反応したのは大輝だったが、遅い。
大輝が動き出す頃には教室を出た。
そのまま廊下を走っていく。



『あー、下駄箱寄って靴持ってかないと』



僕は階段を一気に駆け下りる。



『さあて、バスケ部はどこまでやれっかな♪』



ローファーの靴底を近くのマットで拭き、それを履く。
そしてまた上に向かった。


＊


＊


＊



この学校はものすごく広い。
だから校舎内の天井は高い。
余裕で“飛び越えられる”だろう。


廊下の角を曲がると早速二人。









『真とあっくんか。』






残り時間、あと7分。








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