【黒バス×デュラララ】池袋“最キョウ”の透明少女〜帝光編〜

御伽噺�鵺*家 ページ4

*


『学校、か。ざっと四年振りだな』





部屋のソファーに腰掛けながら、ポツリと呟く。


『魅迦華(みかげ)』


魅「なに？」


『学校着いて来るか？』


扉の前に立っていた魅迦華を呼び、問うと


魅「もちろんだよ」


そう言って小さく微笑む。


『ありがとな』


『魅迦華はさ、学校行きたいとか思ったコトとかねぇの？』


魅「べつに。だってミカゲは主(マスター)の、Aの為だけに居るから」


『もし、僕が学校に行けって言ったらどーすんの？』


魅「主はそんなこと言わない」


『…何故』


魅「だってミカゲが嫌がることは今までに言ったことないでしょ？ミカゲはさっき「べつに」と答えた。それは行きたくないと同じことだもの」


『ぷっ、やっぱ魅迦華は賢いな』


魅「ありがと？」


『じゃあそろそろ寝るか。明日ははえーよ？』


魅「ミカゲはいつも早いから大丈夫っ」


『だなｗｗｗおやすみ、魅迦華』


魅「おやすみ、A」





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