【黒バス×デュラララ】池袋“最キョウ”の透明少女〜帝光編〜

御伽噺�鵺�鶸�鷄 ページ30

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『貴女達は僕をどうするつもり？』




「もちろん、決まってる」



「オレ達が〈無シ色〉になる」




久しぶりだなぁ
こんな堂々と挑んで来る奴等




『良いよ…面白ぇ。相手になってやる。でも』



「でも？」



『今じゃなくて明後日な』






「「は？ 」」





『今は彼女が居るしね。人質になんてされたら困るし。
それに“たった二人”で、僕に勝てるとでも？』



にやり、と笑う。



「ちっ…分かったよ」




『じゃあ明後日の四時から、裏庭で。
あ、何人連れてきても良いよ。



其れと、無シ色のルールは守れよ』






＊


＊


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帰り道



灯「Aちゃん、ありがとなの〜」



『別に。絡まれた原因は僕にあるからね』




灯奈の方を見る事無く、前を向いて淡々と話す。



灯「Aちゃん、“無シ色”ってなあに？」



やっぱり聞かれるか…
まあ今更誤魔化すなんてのは面倒いし



『…灯奈は話を聞いて、後悔しない？』



別に難しい話じゃない。
でも池袋に深く関わっては欲しくないから。
今日会ったばかりの普通の中学生。
そんな彼女には平凡な“日常”を送って貰いたい。



灯「全然後悔なんてしないの。
Aちゃんを知れるなら、それでいいの＾＾」



僕に近付き、可愛らしい笑顔で言い切る。



『…分かったよ。じゃあ近くの公園にでも寄るか』







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じゃあこれから、“無シ色”について




話をしよう



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