妖精たちは風の中１０ ページ9
ナツと別れたアラベルは一人、走っていた。
アラベル「・・・しっかし・・・エリゴールみつかんねぇ・・・どうすっかなぁ・・・ププはルーシィのとこ置いてきたし。・・・・・とりあえず、エルザ達のとこへ一旦もどっか・・・・」
アラベルはきた道を駆け出した。
しばらく走ると、だれかがこっちに向かって来るのが見えた。
アラベル「ん？エルザと、グレイ？」
エルザ「むっ！アラベルか！ナツは？それよりカゲヤマってやつを知らないか？」
アラベル「カゲヤマ？ああ！影を使ったやつなら、ちょい行った先のとこでナツが戦ってる。けどそんなに急いでどうしたんだよ。」
エルザ「この先だな！！」
アラベル「ちょ・・・・ちょいまてよ！何が・・・」
グレイ「説明は後だ！！行くぞ！」
アラベルはエルザとグレイにナツのところへと引っ張られることとなった。
アラベル「な・・・なんなんだよ・・・・」
その頃ナツはカゲヤマと対峙していた。
「でも君の魔法は大体分かった。体に炎を付加する事で破壊力を上げる珍しい魔法だね」
ナツ「おめぇに構ってる暇はねぇんだよ。エリゴールはどこだ」
「さぁてどこかな。僕に勝てたら教えてやってもいいけどね」
カゲヤマの影が伸び、そこから巨大な手がナツを襲う。
しかしナツはそれを難なくかわす。
ナツ「お！殴った後に教えてくれんのか？一石二鳥じゃねぇか燃えてきたぞ」
「チッ、すばしっこい」
カゲヤマは軽く舌打ちをした後・・・
「しかし八つ影オロチシャドウはかわせまいっ！！逃げてもどこまでも追いかけてゆくぞ！！」
蛇の形のした八つの影がナツに襲い掛かる。
それを見たナツは両手に炎を纏う。
ナツ「うらぁっ！！」
「な！！」
全ての影を破壊した。
「バ、バカな全部破壊しやがった！！」
そのままナツはカゲヤマの方に向かった。
ナツ「だりゃあっ！！」
「がっ！」
そしてカゲヤマを殴り飛ばす。
そして倒れてカゲヤマの首元を掴み・・・
ナツ「おおおっ！！」
壁に投げ飛ばし、そこに咆哮をはなった。
その衝撃音は駅全体に響いた。
ナツ「かっかっかっ！！オレの勝ちだな！！約束通りエリゴールの場所言えよ」
「くくく・・・バカめ・・・エリゴールさんはこの駅にはいない・・・」
ナツ「は？」
首を傾げるナツ。
すると、
エルザ「ナツー！！それ以上はいい！！彼が必要なんだ！！」
ナツ「うお！？なんだなんだ！！」
エルザたちがやってきた。
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☆よぅこ☆(プロフ) - せのんさん» せのんさん、ありがとうございます。少し更新スローペースになってきていますが、最後まで書くつもりなので、これからもよろしくお願いします。面白いと言ってもらえると励みになります。 (2018年1月24日 9時) (
レス) id: 2041e877aa (このIDを非表示/違反報告)
せのん(プロフ) - このお話面白くて大好きです頑張ってください (2018年1月24日 7時) (レス) id: e59f0df6d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆よぉこ☆ | 作者ホームページ：http://id42.fm-p.jp/464/lucy9121mama/
作成日時：2018年1月12日 2時
