最強チーム ６ ページ20
しかし音色は放たれず、気の抜けた音がララバイの全身から響いてきた。
「んが！？」
アラベル「へっ？」
ルーシィ「何コレ！？」
「すかしっぺ！？」
「なんじゃあこの音は！？ワシの自慢の音色は一体どこに！？」
よく見ると、ララバイの全身に穴が開いており、そこから音を出す空気が漏れているようだ。
ルーシィ「そ、そうかさっきの攻撃でたくさん穴開けたから音がちゃんと出ないのね・・・・・てかさんざん引っ張っておいてこんなオチ！？」
ハッピー「オイラお腹空いちゃった」
アラベル「・・・・てめぇ・・・・オレが魔力溜めてたのに・・・・どうしてくれんだ！こらぁ！！」
「ざけんなぁぁぁぁぁぁぁ！！！」
アラベルが怒り出しているが、ララバイも怒りだし周りの地面を蹴りあげた。
「キレおったぞ！！」
「デカい分タチが悪いわい！！」
次にララバイが矛先を向けたのは、ルーシィ達の方だった。
エルザ「まずい！！」
アラベル「ルーシィ！！」
グレイ「アイスメイク・・・盾シールド！！」
爆炎が彼等を襲ったが、全てグレイの造形した氷の盾により防がれた。
「早い！」
「一瞬でこれほどの造形魔法を！？」
ルーシィ「造形魔法？」
ハッピー「魔力に形を与える魔法だよ、そして形を奪う魔法でもある。」
「おのれぇ！！」
悔しがるララバイの視線が、吸い寄せられる炎の向かう先に映る
ナツ「よっし！食ったら力が湧いてきた！！」
アラベル「たりねぇ・・・・・」
そこには炎を食うナツとアラベルがいた。
「この・・・バケモンか貴様！！」
ナツ「んだとこらぁ！！」
ナツは殴りつけたララバイの腕の上を走って昇る
「昇ってきたぁ！？」
エルザ「換装！！」
エルザは天輪の鎧から、黒い鎧へ換装する。
「おお、黒羽の鎧！」
「一撃の破壊力を増大させる魔法の鎧じゃ！！」
換装したエルザに興奮しながら口々に声を上げるギルドマスター達。
グレイ「アイスメイク・・・ソーサー！！」
グレイは氷の円形鋸を放ちララバイを切り裂く
エルザ「黒羽・月煌！！」
エルザが黒羽の剣でララバイの顔面を切り裂き怯ませる
エルザ「ナツ！！」
グレイ「今だ！！」
ナツ「おうよ！！」
ナツは両手に炎を纏う
ナツ「右手の炎と左手の炎！二つの炎を合わせて！！これでも食ってろ！！火竜の煌炎！！アラベル！」
巨大な火球がララバイを襲う。
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☆よぅこ☆(プロフ) - せのんさん» せのんさん、ありがとうございます。少し更新スローペースになってきていますが、最後まで書くつもりなので、これからもよろしくお願いします。面白いと言ってもらえると励みになります。 (2018年1月24日 9時) (
レス) id: 2041e877aa (このIDを非表示/違反報告)
せのん(プロフ) - このお話面白くて大好きです頑張ってください (2018年1月24日 7時) (レス) id: e59f0df6d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆よぉこ☆ | 作者ホームページ：http://id42.fm-p.jp/464/lucy9121mama/
作成日時：2018年1月12日 2時
