死神少女の仕事は… (ページ4)

今日:1 hit、昨日:8 hit、合計:3,670 hit

エンマ大王ページ4

～エンマ目線～

エ「あー」

いま、俺は人間界を歩いている。

エ「ひーまーぁ」

ぶらぶら歩いていると、前方になんか紙を見ながらぶつぶつ言っている少女がいた。

少女『そこの少年、此奴の家はどこにあるか知っているか？』

なんかケータの家がどこにあるか聞いてきたから、

エ「ああ、ケータんちは、あーで、こーで、そこを曲がってすぐだぞ」

少女『ありがとな』

そういって少女は行ってしまった。

だが、あの時少女から人間のものとは思えないとてつもない妖気を感じた。

「追ってみよう」そう思う前に体が動いていた…。

エ「え…？」

ケータの家に着くとなんと、人間だと思ってた少女が妖怪に変身したのだ。

しかも鎌を振り上げている…！

ガキィン！！

何とか、妖怪に戻りエンマブレードで攻撃を防ぐことが出来た。

ケ「エンマ大王！？」

エ「ケータ！ちょっと下がってろ！！」

ジ「ケータ、ただいまニャン！」

丁度ジバニャンとウィスパーが帰って来てしまったのだ…！

ウィス「なんでケータきゅんの部屋に死神がいるんでウィスか！？」←キモイ

ケ「えっ、死神なの！？全然そんな風に見えないんだけど！？」

エ「でも、そうみたいだ！」

俺は空中で死神と闘いながら答える。

エ「なんでケータの命を狙ってんだ？」

理子『これが私の仕事だからだ』

理子『そっちこそなぜ死神の邪魔をする！？』

エ「うーん、やっぱり〝友達”だからかなぁ」クスッ

プルルルルルルルル

死神の電話が鳴った。

理子『はい、もしもし？』

死神はいったん戦いを止めると、電話に出た。

理子『はぁ？！』

なんか怒鳴っているみたいだ…。