密室脱出ゲーム【おそ松さん】

1日目:夜 水の密室 ページ8

Aside




見つめあった後すぐに私達は目を逸らした


……しばらく続く沈黙


その沈黙を破ったのは、おそ松だった


おそ松「い、行こうぜ！！つっぎつぎー！」


私の手を引いて、明るく、あの時のおそ松の私に対する振る舞いをしてきた


……だめだなぁ私


私から気まずくなっちゃだめだとか言っといて、おそ松の方がちゃんと心切り替えてんじゃん


私も気を取り直して、ニコッと笑って頷いた


おそ松もそんな私を見て優しく微笑んでくれた


……次はどうか、こんな脱出条件じゃありませんように…


私は祈りながら、おそ松に手を引かれるがまま次の部屋に入っ…______


______ピチャッ


A「ひっ…！？;;」


次の密室に足を一歩踏み入れた瞬間、足裏に冷たい感覚がした


おそ松「み……


水……？;;」


……下を見て見ると、水がどこからかぴちゃぴちゃと出ていた


______ピリリリリリ


そしてすぐにケータイにメールが届いた


また私のケータイだ


A「………だ、脱出条件…


…今までの恥ずかしかったエピソード暴露………？;」


…急に趣旨の変わった脱出条件に、思わず語尾が疑問形になってしまった


つまり私とおそ松が今までの恥ずかしかったエピソードを暴露するだけでしょ？…簡単な様で…ある意味言いにくい…かも……


おそ松「…どっちにしろ早くしないと


ここの水………


…段々増えてきてるぞ…」


おそ松の言葉にハッとして気がつくと、下の水の量が増えていたことに気づいた


A「……ok


…なら…私から話すね」


私がそう言うと、おそ松はコクリと頷いて口を開いた


おそ松「お、おう！その後俺が言うから！」


______


___ガチャッ


A「………〜〜〜〜〜っ…;;;/////」←水の部屋脱出後


おそ松「……はぁ……あーあ……ったく…;;;////」←以下同文

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