検索窓
今日:3 hit、昨日:10 hit、合計:405,733 hit

嫉妬薬*チョロ松 ページ44

Aside




チョロ松「…………」


チョロ松は錠剤を全て飲んだ


………一粒飲むと嫉妬される


全部飲んだら…嫉妬しすぎて私が男と目を合わせた
だけで怒ってくるぐらいしてくるはずだ


ドキドキと薬の効果が見られるのを待った


……チョロ松は


チョロ松「…………あ…れ…?


…な、なんだった…んだ…?」


…平然とした顔で口をポカンと開けている


A「………ちょ、チョロ松…」


私は少し不安になり、試しにある一言を言ってみた


A「…これからおそ松とデートしに行ってくるから」


…さぁ、嫉妬しろ


泣いて喚いてごめんなさいって、俺の側に居てくれって言え


チョロ松「…………は」


………私を…


必要と…してくれ…


チョロ松「……か


勝手に行けよ…」


…………


……は?


A「………な…なんで…?」


いつも通りのチョロ松の対応に驚いた


だって…だって嫉妬薬飲ませたじゃないか


全部…飲んだじゃないか


………何をしても変わらない


その事実に


チョロ松「……え、…は、ちょっ!?;な、なんで泣いてるんだよ!;」


私はついに、ボロボロと泣き出してしまった


A「っ…うぁっ……


うぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ……!!!」


______ガバッ


チョロ松「ぐえっ…!?」


そしてチョロ松の胸に飛び込んで


A「私はっ…


私はあんたに嫉妬されたいっ…チョロ松は私のこと嫌いなの…っ…?


ねぇっ…いっつもふあっ…不安だよ……っ…いつまで苦しめば…いいのっ…」


…大泣きしながら訴えた


……もうこれで別れようと言われたらおしまいだ。


…でも……それでも


私はチョロ松が好きだから、私がどんな気持ちでいるかわかって欲しい


チョロ松「…


…はぁ……」


…しばらくしてから、チョロ松が深いため息を吐いた


A「っ…な、何ため息ついてっ……」


いい加減私も我慢の限界でチョロ松にキレようとした


______グイッ


その時だった


A「…へ………?」


______ちゅっ


……


…突然


チョロ松「………っ…馬鹿か


が、我慢してんだよ…っ…嫉妬してねぇわけねぇだろうがっ!!!;;」


……チョロ松にキスをされた


チョロ松「ぼ、僕だって男だから…嫉妬してムッてしたとこなんてAに見られたくないんだよ…っ…意地張りで悪かったな!!;;」


泣きそうになっている声でそう言い、私をぎゅっと抱きしめて言った

_______


まだ少し続きます

嫉妬薬*チョロ松→←嫉妬薬*チョロ松



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (364 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
573人がお気に入り
設定タグ:おそ松さん
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まねみー&むつ x他1人 | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年9月21日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。