絶望なんて。

17人の超高校級とコロシアイ_3 ページ9

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ﾓﾉｸﾏ「まぁ、かったるい説明タイムは
このくらいにして───
ワックワクでドッキドキなコロシアイ
新学期を始めましょうかー！“今回も”
殺し方は問いませーん！撲殺が好き？
刺殺が確実？絞殺はコスパがいい？
毒殺が楽チン？射殺でも殴殺でも焼殺でも
溺殺でも轢殺でも爆殺でも斬殺感電殺
落殺呪殺圧迫殺出血殺笑殺でも……

お好きな殺し方で、お好きな相手を、
お好きに殺してくださーい！
才囚学園はその為の学園なのです！
才能あふれる天才高校生を閉じ込め
コロシアイの一番を競い合わせる場…
その舞台となるのがこの、才囚学園
なのでーす！」

何だか頭痛がする。天才高校生を
わざわざ集めてこんなことをさせる
だなんてよっぽどの金持ちの組織で
よっぽどの狂人なんだろう。
そんな奴に巻き込まれただなんて
傍迷惑な話である。

天海「コロシアイ新学期…ねぇ、
まるで…ゲームっすね。」

真宮寺「ククク…たかがゲームに命を
賭けさせるなんて、まったく狂ってるネ」

王馬「でも、つまらなくはなさそう
だよね！」

茶柱「ちょっと！そこの男死達はなんで
冷静なんですかっ！？」

白銀「こ、こんなの…嘘だよね？
嘘……なんだよね？」

最悪な雰囲気。黒幕はこれを望んで
いるだろうに、自分からこんな空気を
作るなんて馬鹿なのか…。まあ今の
状況を考えるとそれも仕方ないか。

最原「コロシアイなんて…嫌だ…
そんなの駄目だ…僕はやらないぞ…」

ﾓﾉｸﾏ「うぷぷ…嫌とかそういう問題
じゃないよ。やって貰わないと困る
んだよ。キミ達はその為に、ここに
存在しているんだからさ。」

最原「…え？」

ﾓﾉｸﾏ「では、自分の才能を遺憾無く
発揮して、愉快残酷面白おかしく
殺し合ってくださいねー！」

その後に残るのは、不安、恐怖、そして
絶望─────だと思ったけどもそれは
違った。

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