三人で自己紹介 ページ4
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教室の探索をしている時、やはりまた
金髪の女の子が言い出した。
??「ねぇ……貴方たちも超高校級、なんだ
よね?だったら自己紹介をしておかない?」
??「そうだね。えーとそれじゃあ………。
最原 終一…です。一応、超高校級の探偵
って事になってるけど……。」
??「君って探偵なの?凄いじゃん!」
確かにスゴい。生で探偵さんを見るのは
初めてだ。同い年でそんなお仕事をしている
子がいるだなんて………。
最原「いや……。実はまだ、探偵を名乗れる
程の実力は無くて……。たまたま…遭遇した
事件を解決した事があって、それでそう
呼ばれるようになったから。」
貴女『たまたまで事件を解決したって、
凄いよ!大人でも普通の人ができる事じゃ
無いって!もっと自信持っても良いと私は
思うよー!』
最原「そう……かな。ありがとう…。」
ありゃりゃ、顔を赤くして俯いちゃった。
照れ屋さんなのかな……?
??「あっ、私は赤松 楓。超高校級のピアニスト
だよ。宜しくね!」
最原「超高校級の…ピアニスト……」
赤松「まあ、超高校級処か友達にはピアノ馬鹿
って呼ばれてるけどね…。子供の頃から暇さえ
あればずーっとピアノを弾いててさ。それこそ
昼も夜も忘れて一日中ぶっ通しで弾いてた事も
あったっけ。それから、コンクールとかでも
賞を貰えるようになって、認められて…」
最原「努力してここまで上がった方が凄いよ」
赤松「あはは、そうかな?」
貴女『二人とも凄いなぁ…私はそこまで凄い
才能じゃないからね。最後に…私はA
A。超高校級のイラストレーターって
呼ばれてる。勉強は苦手だけど絵に関して
だけは誰にも負けない自信があるよ!』
赤松「A…さん…あっ、私知ってるかも!
ネットの記事でニュースになってたよね…?」
最原「あっ、例の?」
A『あっ、知ってたんだ。まあ、その
事に関しては何も言うことは無いからね。』
何処に行っても皆知ってるもんなのだなぁと
思いながらそうぎこちない笑顔で言うと二人は
気を悪くしたらごめんね、と口々に言って
くれた。優しい人なようで良かった。
最原「それにしても他の超高校級に会うのって
はじめてだな……」
赤松「全国に散らばってるからね。それに
してはここには17人もいるみたいだけど…
どうやって皆ここに来たのかな?誘拐とか?」
最原「それについてなんだけど……」
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作者名:蓬@ x他1人 | 作成日時:2019年11月29日 21時