モノクマーズと才囚学園 ページ3
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??「な、なんなの…?なんで喋ってるの?
ヌイグルミじゃないの?」
金髪の女の子がヌイグルミ達に食ってかかる
とその中の一つ…青いクマのモノキッド、
といったか。其が何処からか取り出した
ギターを掻き鳴らしながら叫んだ。
モノキッド「ミー達はモノクマーズじゃねぇ!
ヌイグルミだッ!!!!」
モノスケ「モノキッド、セリフが逆になっとるで」
モノキッド「ヌイグルミはミー達じゃねえ!
モノクマーズだッ!!!!」
モノスケ「あーあ、もっとメチャクチャに
なってもうた。」
「「「えっ、モノクマーズ…?」」」
私達は何故かキレイにハモって聞き返した。
モノファニー「あっ、知ってるの!?」
私は知ってるわけでは無いけど他の二人は
どうなんだろう……?
??「知るわけないじゃん!そんな……
動いたり喋ったりするヌイグルミなんて!」
女の子がそう叫ぶとモノクマーズとかいう
物体はお互いに顔を見合わせて……。
モノタロウ「やったー!大成功だー!!」
モノキッド「安心したぜ!一時はどうなるかと
思ったなッ!!!!」
モノダム「・・・・。」
貴女「あのさぁ、本当に何なの?これ…
状況がよく理解できないんだよね。」
モノタロウ「よーし、そういうことならオイラと
一緒に一つずつ解決していこうか!」
モノキッド「流石モノタロウ!便りになるぜ!」
モノファニー「まるで小6の後輩を目の前にした
中1の先輩だわー。」
モノスケ「大きな期待はできん、ちゅうことやな」
モノタロウ「それでー?何が聞きたいのー?」
そうして私達三人は其々に気になる事に
ついてモノクマーズ達に問い質した。
それを簡単に私が纏めると…………。
◆ここは才囚学園と呼ばれる場所。
◆超高校級と呼ばれるギフテッド制度で
指定された高校生達の為に作られた。
◆超高校級は全員で17人いる。
◆これから皆に“アレ”をしてもらう
◆その為には全員と挨拶して欲しい。
ふーむ……所でこんなボロボロの建物、
本当に学園なのだろうか………。
草なんかもそこら中に生えてるし何より
窓に有刺鉄線が張られてたりする所とか
怪しさ満点ったらありゃしない!
モノクマーズが言いたいことだけ言って
帰ってしまい、女の子はちょっと不満そう。
男の子に関してはずっと沈黙だったけど
やっと口を開いた。
??「…これ、夢じゃないんだよね。」
??「むしろ夢なら良いんだけど」
貴女「そうだよね……。」
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作者名:蓬@ x他1人 | 作成日時:2019年11月29日 21時