9話 ページ30
キンヤ「忍者部一同に、学園長から重大任務を課す！
今からキラボシキャッスルに潜入して、七々扇くんと霧隠生徒会長を助けるのだ！！」
学園長は緊迫した表情で3人に命ずるが、
「あっ、そういうの無理です」←
「ただの忍者コス好きなんで」←←
「バイトあるんで、帰りますね」←←←
「「「さらば」」」←←←←
と矢継ぎ早に無責任な言葉を発し、さっさと学園長室を出ていってしまった。
キンヤ「ズコ―――ッ！！」
1人ズッコケる学園長であった。
・
・
ジンペイ「ええっ！？」
マタロウ「ラントくんが攫われた！？」
ツトムら生徒会メンバーにとんでもない情報を伝えられ、ジンペイ達はショックを受けた。
ツトム「はい」
ジンペイ「クソっ！今すぐ助けに行く！！」
コマ「でも僕たち変身できないよ！;」
コマがそう言うと、ジンペイは眉尻を吊り上げて声を張り上げる。
ジンペイ「変身がなんだ！このまま乗り込んで、アイツらをぶっ倒してやる！！」
コマ「っ……;」
ツトム「残念ながら、それは無理です」
ジンペイ「えっ？！」
ツトム「難攻不落のキャッスルに無数の軍隊……普通に行っても捕まるだけです」
ツトムの言うことは正しい。
なんの計画もなしに敵陣に突っ込むなんて、あまりにも無謀すぎる。
ジンペイ「やってみなけりゃ分かんないだろ！！」
ツトム「やらなくても分かります。
成功する確率は『ゼロ』に等しい。
無謀という以外の何者でもありません」
メラ「だがこのまま指を咥えて待ってるわけにはいかねぇだろ！！」
メラも抗議の声を上げる。
ツトム「もちろんです。しかしまずは作戦を練るべきかと」
マタロウ「………っ、」
そんな中、マタロウはぐっと拳を握りなにか考えていた。
・
ラントは、先程エルナに言われた言葉を思い返していた。
エルナ『わかって』
ラント「………(あれは一体………)」
・
・
貴方「………」
何も喋らず虚ろな瞳で庭を見つめているAを、エルナは何とも言えない目で見る。
エルナ「(わたし、なにやってんだろ。
無理やりAのこと操って。
洗脳したところで、Aが手に入るとか、自分のモノになるとか………そんなことなるわけないのに)」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 101人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ沿い」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
楽しい - 続17の15話の最後らへんが何故こそまでになっています (2021年2月14日 9時) (
レス) id: ecd1e40978 (このIDを非表示/違反報告)
菊地原莉々(プロフ) - 僕は、絵は描けないんですけど、曲は（歌詞）をかけるので協力できるならさせてください！！ (2020年12月29日 15時) (レス) id: 392a95a3ae (このIDを非表示/違反報告)
アミーゴ．碧(プロフ) - 菊地原莉々さん» はいもうじゃんじゃんコメントしちゃってください。作者の生きる糧となりますんでね← (2020年12月29日 15時) (レス) id: 60d2358fb4 (このIDを非表示/違反報告)
菊地原莉々(プロフ) - ありがとうございます！！今度からコメントしたいと思います。 (2020年12月29日 15時) (レス) id: 392a95a3ae (このIDを非表示/違反報告)
アミーゴ．碧(プロフ) - みくさん» ただいまぁぁぁぁぁぁぁぁあ！！待たせちゃってごめんなさい(;_;) 喜んでもらえてこっちも嬉しいです(*'ω'*) これからもY学園終わるまで書き続けていきますよ(｀・ω・´) (2020年12月29日 15時) (レス) id: 60d2358fb4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アミーゴ．碧 | 作成日時：2020年11月2日 18時
