6話 ページ27
シノブ「もし断るのなら＿＿＿」
社長椅子がぐるんと半回転し、ガムテープやら縄でぐるぐる巻きにされているという……なんとも酷い状態の学園長の姿があった。
机の上に2体のブラックアーミーも現れ、奇妙な鳴き声を発する。
ラント「汚い手を使う……」
シノブ「ご同行願います」
ラント「＿＿＿＿＿わかった」
・
・
その頃、ジンペイたちは校舎の周りを走り回っていた。
怨霊ズの一同を捜しているのだ。
ジンペイ「あっ！いたぞ！」
ジンペイが視線を向けた方向には、低い階段に力なく座り込んだり、寝そべったりしている怨霊ズの姿があった。
しかし、何故かモモだけはぐったりしておらず「みんなどうしちゃったんですねぃ！？」と心配の声を上げている。
ジンペイはバケーラに向かって走りながら声を張り上げる。
ジンペイ「バケーラ！ウォッチが使えないから直接合体だ！」
バケーラ「！分かったド！」
勢いよく起き上がったことにより、バケーラの腕の中にいたコマジロが転げ落ちたが誰も気付かず。
ジンペイとバケーラはいつもの変身シーンと同じようにポーズを取り、バケーラの身体がリボンのように細くなってジンペイを包み込む……！
＿＿＿＿ことはなく。
リボン状になるはずのバケーラの身体は変わらずそのままで、バケーラはジンペイを下敷きにしてしまった。
ﾄﾞｼｨﾝｯ
バケーラ「だド〜っ！」
ジンペイ「ぐおっ！！」←
バケーラ「……ド？;」←
コマ/フブキ「「えぇぇ……;」」
マタロウ「いま絶対成功する流れだったのに！;」
ジンペイは頭を擦りながら今度はブルポンに近寄る。
ジンペイ「ブルポン、お前はどうだ？」
ブルポン「よっ………っダメだ。身体が重くて……」
力を入れて立ち上がろうとするも、すぐに階段に座り直してしまう。
ジンペイ「えぇ〰〰〰…？;」
ジンペイ「じゃあゴロミだぁぁぁ！！」
懲りずにゴロミの頭にかぶりついた。
ゴロミ「イテテテテテテ！！やめろって！」
結局かぶりついても変身は出来ずじまいだった。
メラ「獅子黒！お前なら一体化できるだろ！？」
獅子黒「よし、来いっ！！」
そしてお互いに真正面に駆けだし、抱き締めあったり、姫抱きしたりとあれこれ試すも変身出来る気配は皆無。
終いにはバランスを崩して一緒に倒れ込むという、なんともこっ恥ずかしい恰好で幕を閉じた。
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楽しい - 続17の15話の最後らへんが何故こそまでになっています (2021年2月14日 9時) (
レス) id: ecd1e40978 (このIDを非表示/違反報告)
菊地原莉々(プロフ) - 僕は、絵は描けないんですけど、曲は（歌詞）をかけるので協力できるならさせてください！！ (2020年12月29日 15時) (レス) id: 392a95a3ae (このIDを非表示/違反報告)
アミーゴ．碧(プロフ) - 菊地原莉々さん» はいもうじゃんじゃんコメントしちゃってください。作者の生きる糧となりますんでね← (2020年12月29日 15時) (レス) id: 60d2358fb4 (このIDを非表示/違反報告)
菊地原莉々(プロフ) - ありがとうございます！！今度からコメントしたいと思います。 (2020年12月29日 15時) (レス) id: 392a95a3ae (このIDを非表示/違反報告)
アミーゴ．碧(プロフ) - みくさん» ただいまぁぁぁぁぁぁぁぁあ！！待たせちゃってごめんなさい(;_;) 喜んでもらえてこっちも嬉しいです(*'ω'*) これからもY学園終わるまで書き続けていきますよ(｀・ω・´) (2020年12月29日 15時) (レス) id: 60d2358fb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アミーゴ．碧 | 作成日時：2020年11月2日 18時
