虹空318 ページ42
[ヨミside]
「この結界内にいれば…大丈夫です」
私は、大空の結界を一人で貼り座り込みました。ルーシィさんやラクサスさんにちゃんと結界の事を話しましたよ。
「凄い落ち着く…でも、ヨミは大丈夫なの?」
「はい…かなり炎を消費しますが休めば少しずつ戻るかと…」
苦笑しながら言い、空を見上げました。
…嫌な気配が近付いてきています。カエデさんは本当に大丈夫なんでしょうか…。
[ヨミside終]
[Noside]
「マスター!!」
「おお!カエデ!無事だったか!!」
スティングの元へと急ぐカエデだったが途中でマスターマカロフを始めとしたフェアリーテイルの魔道士達の集団を見つけてその場へ降り立つと炎を解除する。
「捕まっていた者達は無事か?」
「ええ。全員無事です」
それを聞いた周りの魔道士達から大歓声があがりカエデを誉め称える。マスターも笑顔で頷いた。
「ウム!よくやってくれた!さすがじゃの!」
マスターの賞賛に苦笑するカエデ
「みんなが無事だったのはラクサスのお陰だ。それに何人かは倒したがあちこちで九鬼門との戦いがおこっている」
冥界島に取り込まれていた全員を助けたのはラクサスのフェアリーロウだ。マスターも気づいていたようで嬉しそうにしている。カエデの言葉に反応したのはフリード達雷神衆だ。ビッグスローとエバーグリーンも目を覚ましていた
「ラクサスは無事なのか!?」
「もちろんだ。魔力は使い果たしてるが側にはヨミやガジル達がいる。今は彼らが戦ってるから休んでるはずだ」
「くっ!ラクサスの助けになれねえなんて悔しいぜ!」
「まだ体が上手く動かせないものね……エルフマンは?」
エバーグリーンの質問にはカエデは首を振る。
「俺は見てないな……恐らくはミラの所だと思う」
「あのシスコンめ……」
面白くなさそうなエバーグリーンに苦笑するカエデ。
そこへ何者かが転移してきた。
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