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Aサイド
「ひーーーっっ笑笑やばいやばい」
「後でグループに送っろー笑」
丸ちゃんと大笑いしてたら急に周りが暗くなった
「ん？」
「今日一日晴れじゃ無かった？」
「せやんなぁ〜？」
「お前ら…………
ええ度胸しとるやないか……？」
振り返れば砂まみれの大倉
え………？デテコレルノ？
急いで丸ちゃんと頭くっつけて話し合う
「ちょっと、丸ちゃん！水で固めたら出れんのちゃうの？！」
「前信ちゃんたちと裕ちん埋めた時は出てこれんかったんやで？！」
「へ〜……俺その話知らんわ……俺抜きで皆んなで遊びに行ったんや」
「いや、そう言うわけじゃ……」
「俺だけ、仲間ハズレやん…」
「あれは年上組で行ったんだよ？」
「ほんまに？」
「うん！」
「ならまぁ「俺の事ほったらかしてんじゃねぇよ」スイマッセーン」
「砂かけるのは一万歩譲って許したるけど、顔埋めて水かけて固めるのは無しやろ！？」
「え？埋まった？どこに？」
「水なんてかけとらんよな？」
ねーっ？って丸ちゃんと言い合ってたら
「じゃあ亮ちゃんが撮ってた動画村上くんに見せてもええんやな？」
「ごめんなさい、水撒いたのは僕です」
「丸ちゃん！？自首はやすぎない！？」
「だって信ちゃん怖いんやもん」
「マルチャーーーーン！！」
「ほら、丸は認めたで？Aもそんぐらい出来るやろ？」
「ちっ、悪かったよ」
「あ、俺今のやりとりムービー撮ってるから」
「ごめんなさい、顔埋めるなんて二度としません」
「他には？」
「丸ちゃんが水撒いた後に全力で固めたことも謝ります」
「秒で謝った笑笑」
そりゃ亮ちゃん、信ちゃんが怒ったら色々買ってもらえなくなりますから！！
貴方は甘やかされてますけども！末っ子には何故か厳しいんですよ！
「ほら大倉、あそこでかき氷買ってあげるから、な？」
「1番でかくて高いやつな」
「単純かよ、お前」
「なんか言った？」
「いーえ、なんも言っておりません！」
「俺のも頼むなー」
「あ、じゃあ僕のもお願いしまーす」
「いや、丸ちゃんはいいけど錦戸くんも食べるの？」
「ええやん、減るもんやないんやし」
あの後、サーフィンしてる亮ちゃん達を見て、大倉がコケたら笑い、亮ちゃんが上手に出来てたら褒め上げて、丸ちゃんと大倉がビーチフラッグしたり夕方まで続けていた
あれ？俺らもめっちゃ亮ちゃん甘やかしてる？？
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作者名：aom | 作成日時：2018年10月26日 23時
