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第五章 49_選抜メンバー ページ50

エース「おいコラ!そっちから喧嘩ふっかけてきたくせに勝手に悲劇ぶんなよ!」

デュース「ポムフィオーレって…ハント先輩といい、何を言っているかよくわからない奴が多い気がする。まさかこれが…魂の資質の違いなのか…?」

ジャミル「魂というより、価値観や美意識の差だと思うが」

カリム「アッハッハ!うちの学園って、いろんな奴がいて、面白いよな〜!」


話し込んでいるうちにまたポム寮生がやってきた。
これじゃキリがない…。


『とりあえずボールルームへ急ぎましょう』


ポム寮生から逃げつつ、ボールルームへ走った。





__ポムフィオーレ寮 ボールルーム





漸くボールルームへたどり着いた。



エース「はぁ、はぁ…なんでこんな目にあわないといけないわけ?」




ヴィル「それは、アンタたちが選抜メンバーになったからこそよ」



ヴィル先輩の声が聞こえたとともに、また眩い光で目が痛くなる。



グリム「ふなっ!?眩しいんだゾッ!」



此方に歩み寄るヴィル先輩。
その頭上にはまたエルフたちが光の粉を注いでいる。

…あれやらないといけないのかな。



ヴィル「どうやら脱落者はいないようね。一先ず合格」

カリム「ヴィル。これはどういうことだ?」

ヴィル「どうもこうもないわ。ただのウォームアップよ。
全身運動で体が温まったでしょ?すぐさまレッスンがスタートできる」

『…怪我したら元も子もないのでは』

ヴィル「それならその程度の土泥だっただけよ」



バッサリと吐き捨てられた。もはやジャガイモですらなくなったよ…。


ヴィル「いいこと?これからアタシたちは、ナイトレイブンカレッジの代表として、
『ボーカル&ダンスチャンピョンシップ』という戦いの場で世界一を目指すの。

あの程度の障害を突破できないメンバーはいらない。
大会に向けて、既に闘いは始まっているの」



手を腰につけ、こちらを険しい顔で見るヴィル先輩。


ヴィル「今この瞬間から、お遊び気分は許さないわ。ビシビシ鍛えて行くから覚悟なさい!」

カリム「お、おう…」

余りの気迫にカリム先輩だけではなくジャミル先輩まで引いている。

「よくわかんないけど、わかったぜ!」と笑顔で言うカリム先輩だが、それは分かっていないんじゃないか?






______

5章、後半まだなんですけど、オリジナル展開多めで書いていこうかなと思ってます。
夢主以外の女子キャラが出てくるので苦手な方がいれば、申し訳ありません。

この小説の続きへ→←第五章 48_手袋を拾いたまえ!



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ぬこ - オリキャラ苦手だけどこの作品は好きだわぁ( ˇωˇ ) (2023年3月1日 1時) (レス) id: 73e65e112f (このIDを非表示/違反報告)
ブルーフェザー(プロフ) - あぁぁぁぁぁもうありがとうございます。早速読んできます。 (2020年9月15日 0時) (レス) id: d01e8aaa3e (このIDを非表示/違反報告)
ALICE(プロフ) - ウミソラさん» 早速のコメントありがとうございます!ヴィル先輩のユニーク魔法、気になりますよね。今回、オバブロするのは誰なのかもまた気になる話です!更新を順々に進めて行きますのでよろしくお願いいたします (2020年9月14日 22時) (レス) id: 8355c0cb19 (このIDを非表示/違反報告)
ウミソラ(プロフ) - 来ました!!!!五章!!!!今後も更新を楽しみに待っています!!!!あとヴィルさんのユニーク魔法が物凄く気になる!! (2020年9月14日 22時) (レス) id: f06a1e9de4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ALICE | 作成日時:2020年9月14日 22時

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