第五章 48＿手袋を拾いたまえ！ ページ49
ポム寮生B「『VDC』選抜メンバーオーディションを通過した方々とお見受けする」
カリム「おう！ヴィルに呼ばれてきたところだ。アイツの所まで案内してくれないか？」
ポム寮生A「ふっ…残念だったな。そう易々とここを通すわけにはいかない！！」
「「「え」」」
ポム寮生B「ポムフィオーレの門は、美と強さを兼ね備えた者のみが通る事を許されるのだ！」
すると、ポム寮生の1人が白い手袋を足元に投げてきた。
……んぅ？何か見たことあるぞ、この展開。
ポム寮生B「さぁ、私が投げた手袋を拾いたまえ！！」
『うわ、デジャヴ』
カリム「なんだ？アイツ手袋を投げつけてきたぞ。どうしたんだ？」
ジャミル「ぼーっとするな、カリム！来るぞ」
ジャミル先輩は素早くマジカルペンを構える。
そんなジャミル先輩とポム寮生に呆気とられつつも、カリム先輩達もマジカルペンを出した。
＿＿【愛しい人間だ】
『…あ』
いつのまに頭上には、談話室でみた光のエルフたちが飛び回っていた。
＿＿【愛しい子、美しい都に学びに来たの？】
『えっと、寮長さんに呼ばれたの』
＿＿【奇麗の毒華ね】
『…奇麗の毒華？』
もしかして、ヴィル先輩の事か…？
と思っていると、ポム寮生の放った攻撃が此方に飛んできた。
前なら慌てていたが、今は慌てる必要はない。さっとその場から退いて、攻撃を避ける。
避けられた事に「何ィ！？」と声を上げたポム寮生さん。
その間に、エース君達が放った魔法があたり、「ぐはぁ！」と芝居臭く膝をつく。
ポム寮生A「くっ……中々やるじゃないか」
ポム寮生B「だが、これで終わると思うなよ。真の美への道のりは、遠く険しいものなのだ………ぐふっ！」
三下みたいな台詞を吐いて、倒れてしまった2人。
ジャミル「いきなり襲いかかってきて、なんなんだ一体？」
デュース「とにかく、ボールルームへ行ってみましょう」
＊＊
＿＿ポムフィオーレ寮 談話室
談話室まで来ると、また寮生2人が現れた。
ポム寮生C「今度は私達が相手だ。
そう簡単に我らが寮長たちの元へたどり着けると思うなよ！」
エース「はぁ〜！？呼び出したのはそっちだろ」
グリム「わけがわかんねぇんだゾ！」
困惑しつつ、2人の寮生を相手にして、彼らを倒す。
ポム寮生C「私はここまでのようだ。無念‥‥‥」
ポム寮生D「最後までお前と共に戦えたこと、誇りに思う……ガクッ！」
芝居臭い倒され方をするなぁ…この寮の人は。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 648人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「ツイステ」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぬこ - オリキャラ苦手だけどこの作品は好きだわぁ( ˇωˇ ) (2023年3月1日 1時) (
レス) id: 73e65e112f (このIDを非表示/違反報告)
ブルーフェザー(プロフ) - あぁぁぁぁぁもうありがとうございます。早速読んできます。 (2020年9月15日 0時) (レス) id: d01e8aaa3e (このIDを非表示/違反報告)
ALICE(プロフ) - ウミソラさん» 早速のコメントありがとうございます！ヴィル先輩のユニーク魔法、気になりますよね。今回、オバブロするのは誰なのかもまた気になる話です！更新を順々に進めて行きますのでよろしくお願いいたします (2020年9月14日 22時) (レス) id: 8355c0cb19 (このIDを非表示/違反報告)
ウミソラ(プロフ) - 来ました!!!!五章!!!!今後も更新を楽しみに待っています!!!!あとヴィルさんのユニーク魔法が物凄く気になる!! (2020年9月14日 22時) (レス) id: f06a1e9de4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ALICE | 作成日時：2020年9月14日 22時
